家庭礼拝 2024年5月8日 列王記上 16:1-34 イスラエルの王バシャ

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起 

今日の16章は北のイスラエルの事だけです。と言うのも南のユダ王国はアサ王の治世で安定していたのに対して、北のユダは次から次に政権交代が起こり、それも前の政権のものを根絶やしにして起こるという、大変血なまぐさいものでありました。北イスラエルにはダビデの家系の者が統治することはありませんでしたから、神様から委ねられて王となる者たちがほとんどおらず、ただ権謀術数で、政権を倒し、力によって王になるものばかりだったのです。ですから、その前例がまた新たに火種となって、不穏な動きになってしまうのです。ですから国はだんだん荒れ果て、人々の心も、周りの国々も北イスラエルを軽んじるようになってしまったのです。

 一方ユダ王国は、罪を犯し神に背く王もいましたが、ダビデの子孫がその王家を継承し、その中にはアサ王のように、主に従う者もあらわれて、長期政権を安定して、保つことが出来たのです。ですから国は安定し、エルサレム神殿を中心にして、国は一つになることが出来たのです。

 このイスラエルが分かれてできた二つの国は、まるで私たちが信仰と言う基盤をもって生きた場合とそれなしで生きた場合の二つの例を示しているような気さえします。北イスラエルは、神様を、自分達の都合の良いように、偶像を作って崇めました。これではもう神様が選んで導いたイスラエルの民ではないようです。一方、ユダヤは幸いにしてエルサレム神殿がありました。そしてダビデの系統を引き継ぐ選ばれた家系のもとで王を持つことが出来ました。そこに悪をなして罪を犯す王も出ましたが、ダビデの子孫のゆえに許されて、存続することが出来ました。またアサ王のように、異国の神を排除して、イスラエルの神に従うことを選んだ王もいたのです。ユダ王国は信仰をもって生きる人のような人を表わしているような気がします。

それでは北イスラエル王国がどうなってしまうのかを見てみましょう。1節から5節です。

王上 16:1 バシャに対する主の言葉がハナニの子イエフに臨んだ。

王上 16:2 「わたしはあなたを塵の中から引き上げて、わが民イスラエルの指導者としたが、あなたはヤロブアムと同じ道を歩み、わが民イスラエルに罪を犯させ、彼らの罪によってわたしを怒らせた。

王上 16:3 それゆえ、今わたしはバシャとその家を一掃し、あなたの家もネバトの子ヤロブアムの家と同様にする。

王上 16:4 バシャに属する者は、町で死ねば犬に食われ、野で死ねば空の鳥の餌食になる。」

王上 16:5 バシャの他の事績、彼の行った事、その功績は、『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。

北イスラエル王国は、神が最初にヤロブアムを王としました。それはソロモンが罪を犯したために、預言者アヒヤを遣わして、ヤロブアムにイスラエルの10の国を取って王となるようにと伝えたからでした。でもヤロブアムは神から離れて偶像礼拝をするようになったので、預言者アヒヤによってヤロブアムの王家が滅びることを伝えられたのです。その言葉の通り、その息子ナダブがイスラエルの王となると、アヒヤの子バシャが謀反を起こして、ヤロブアムの一族を皆殺しにしたのです。そして自分が王となりました。ところがこのバシャも、ヤロブアムと同じ罪を犯したので、イエフと言う予言者が現れて、あなたはヤロブアムと同じ道を歩み罪を犯したので、ヤロブアム一族と同じように一掃され皆殺しにされることを伝えられたのです。「バシャに属する者は、町で死ねば犬に食われ、野で死ねば空の鳥の餌食になる。」と伝えられたのです。実はこのバシャもまた、神様に用いられて王となったのですが、神様の御心とは違う偶像を礼拝してしまったのです。この予言が実現するのは、息子の代になってからです。バシャは死んで葬られ、その子エラがバシャに代わって王となったのでした。

それではその二代目のエラ王はどのようになったのでしょうか。8節から10節です。

王上 16:8 ユダの王アサの治世第二十六年に、バシャの子エラがティルツァでイスラエルの王となり、二年間王位にあった。

王上 16:9 その家臣で戦車隊半分の長であったジムリが謀反を起こした。そのとき、エラはティルツァにいて、ティルツァの宮廷長アルツァの家で酒に酔っていた。

王上 16:10 ジムリは襲いかかって、エラを打ち殺した。ユダの王アサの治世第二十七年のことであった。ジムリはエラに代わって王となった。

この様に、このエラ王が王であったのは2年間だけでした。その家臣の戦車隊の長であったジムリが謀反を起こして、エラを殺し、自分が王となったのです。これはバシャが謀反を起こしヤロブアムの子ナダブを殺して王となったのとそっくりです。謀反によって王となったものは謀反によって滅ぼされるのです。

ジムリが謀反によって王となると、バシャと同じように、前の王家のものを皆殺しするのでしょうか。11節から14節です。

王上 16:11 彼は王となり、王座につくと、バシャの家の者をすべて撃ち、親族も友人も、男子は一人も残さなかった。

王上 16:12 主が預言者イエフによってバシャに告げられた言葉のとおり、ジムリはバシャの家を滅ぼし尽くした。

王上 16:13 これは、バシャのすべての罪と、その子エラの罪のため、すなわち彼らが自ら罪を犯し、またイスラエルに罪を犯させ、空しい偶像によって、イスラエルの神、主の怒りを招いたためである。

王上 16:14 エラの他の事績、彼の行ったすべての事は、『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。

この様に、バシャの王家一族の者もバシャが前の王家のものを皆殺ししたように、皆殺しにされるのです。これは預言者イエフの言葉が実現したのだと書かれています。ヤロブアムの時と同じように、偶像を礼拝し、イスラエルに罪を犯させたことが主の怒りを招いたのだと言います。

さて、この謀反を起こして王となったジムリはいったいどのようになるのでしょうか。15節から22節です。

王上 16:15 ユダの王アサの治世第二十七年に、ティルツァでジムリが王となり、七日間王位にあった。そのとき、民はペリシテ領ギベトンに対して陣を敷いていた。

王上 16:16 陣を敷いていた民は、ジムリが謀反を起こして王を倒したとの知らせを聞いた。その日すべてのイスラエルは、陣営において軍の司令官オムリを、イスラエルの王とした。

王上 16:17 オムリは、すべてのイスラエルと共にギベトンからティルツァに上り、ティルツァを包囲した。

王上 16:18 ジムリは町が占領されるのを見て、王宮の城郭に入り、自ら王宮に火を放って死んだ。

王上 16:19 これは、彼の犯した罪のため、彼が、主の目に悪とされることを行って、ヤロブアムの道を歩み、イスラエルに罪を犯させたヤロブアムの罪を繰り返したためである。

王上 16:20 ジムリの他の事績、彼が謀反を起こしたことは、『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。

王上 16:21 そのとき、イスラエルの民は二派に分かれた。民の半分はギナトの子ティブニに従い、これを王にしようとしたが、他の半分はオムリに従った。

王上 16:22 しかし、オムリに従う民は、ギナトの子ティブニに従う民を圧倒し、ティブニは死んで、オムリが王となった。

この様に、バシャの王家を皆殺しにして、自分がイスラエルの王となったジムリはたった7日間しか王位にあることが出来ませんでした。いったいどうしてでしょうか。やはり謀反でしょうか。実はイスラエルには、ジムリよりも位が高く人望のある司令官オムリがいたのです。ジムリが謀反を起こして王となったという知らせが届くと、すべてのイスラエルの人々は司令官のオムリを王として立てたのです。こちらの方がずっと人望があったのです。王に任命されたオムリはジムリを攻めて、その町を占領すると、ジムリは宮殿に火をつけて、死んだのです。この事に関しても、聖書は、「これは、彼の犯した罪のため、彼が、主の目に悪とされることを行って、ヤロブアムの道を歩み、イスラエルに罪を犯させたヤロブアムの罪を繰り返したためである。」と書いています。皆偶像を礼拝したために滅ぼされたのだというのです。

これで一段落かと思うと、イスラエルではまだ混乱が起こります。イスラエルがオムリで一本になるのではなく、ギナトの子ティブニに従おうとする者がいて、二分したのです。ですがオムリはこれも倒して、オムリが王となりました。久しぶりに自分から王となったのではなく、周りの人々から押されて、王となる人が出てきたのです。やはり王となるものは、神様や人々の支持がなければ王として続けることはできないのです。自分からなったものは滅ぼされるのです。

それではこのオムリはどのようになるのでしょうか。やはり滅ぼされるのでしょうか。23節から28節です。

王上 16:23 ユダの王アサの治世第三十一年に、オムリがイスラエルの王となり、十二年間王位にあった。彼は六年間ティルツァで国を治めた後、

王上 16:24 シェメルからサマリアの山を銀二キカルで買い取り、その山に町を築いた。彼はその築いた町の名を、山の所有者であったシェメルの名にちなんでサマリアと名付けた。

王上 16:25 オムリは主の目に悪とされることを行い、彼以前のだれよりも悪い事を行った。

王上 16:26 彼は、ネバトの子ヤロブアムのすべての道を歩み、イスラエルに罪を犯させたヤロブアムの罪を繰り返して、空しい偶像によってイスラエルの神、主の怒りを招いた。

王上 16:27 オムリの行った他の事績、彼のあげた功績は、『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。

王上 16:28 オムリは先祖と共に眠りにつき、サマリアに葬られた。その子アハブがオムリに代わって王となった。

 この様にオムリはイスラエルの王となって12年間王となり、無事に先祖と共に眠りについてサマリアに葬られたと書かれていますから、比較的無事に済んだわけです。このオムリが、サマリアの地を買い取ってそこに町を築いたと書かれています。サマリアと言う名は、前の持ち主であったシェメルと言う人の名にちなんでつけられたと言います。ですからオムリは死んだときにサマリアに葬られたのです。ですがこのオムリもヤロブアムと同じように、偶像礼拝をして、主の怒りを招いているのです。イスラエルの国が偶像礼拝するのは最初のヤロブアムの時からであり、誰が王になっても皆偶像礼拝しているので、必ずしも王の責任と言うよりは、国民がそれを求めていたとしか思えません。それでも南のユダ王国のアサ王が偶像を廃止して、イスラエルの神を礼拝するようにさせることもできたのですから、やはり王としての責任、罪があるのかもしれません。オムリは死んで、その子アハブが王となりました。

このアハブもまた、主の怒りを招く罪を犯すのです。29節から34節です。

王上 16:29 オムリの子アハブがイスラエルの王となったのは、ユダの王アサの治世第三十八年であった。オムリの子アハブは、サマリアで二十二年間イスラエルを治めた。

王上 16:30 オムリの子アハブは彼以前のだれよりも主の目に悪とされることを行った。

王上 16:31 彼はネバトの子ヤロブアムの罪を繰り返すだけでは満足せず、シドン人の王エトバアルの娘イゼベルを妻に迎え、進んでバアルに仕え、これにひれ伏した。

王上 16:32 サマリアにさえバアルの神殿を建て、その中にバアルの祭壇を築いた。

王上 16:33 アハブはまたアシェラ像を造り、それまでのイスラエルのどの王にもまして、イスラエルの神、主の怒りを招くことを行った。

王上 16:34 彼の治世に、ベテルの人ヒエルはエリコを再建したが、かつて主がヌンの子ヨシュアを通してお告げになった御言葉のとおり、その基礎を据えたときに長子アビラムを失い、扉を取り付けたときに末子セグブを失った。 

この様に、オムリの子アハブもまた罪を犯しますが、サマリアで22年間イスラエルを治めたのですから、安定した政権ではあったのです。これまで、二代目は部下の謀反によって殺され、短期に終わっていたのですが、このオムリの子アハブは22年間も王権を続かせたのですから、やっと安定したのかとも思わせます。ですがこのアハブはヤロブアム罪を犯すだけでなくシドン人の王エトバアルの娘イゼベルを妻に迎え、進んでバアルに仕え、これにひれ伏した。と書かれています。さらに、

王上 16:32 サマリアにさえバアルの神殿を建て、その中にバアルの祭壇を築いた。

王上 16:33 アハブはまたアシェラ像を造り、それまでのイスラエルのどの王にもまして、イスラエルの神、主の怒りを招くことを行った。

とありますから、異教崇拝がますます進み、偶像礼拝から、バアルの信仰、さらにはアシュラ像まで作ったというのですから、イスラエルの神を礼拝することはほとんどなかったものと思われます。

この様に北イスラエルでは、イスラエルの神に対する信仰が失われて、偶像礼拝やバアル信仰、アシュラ信仰が進み、ご利益信仰に落ちていったのです。

イスラエルは王の代が変わるごとに、イスラエルの神の信仰を失っていきました。その一番の元は、神の言葉に従わず、神を礼拝する神殿を持たなかったことによると思います。その様なものたちはこの世のものにしがみつき、自分の力でなんでもやり遂げようとし、神の言葉に聞こうとはしなくなるのです。神の言葉を聞くよりも、自分の言うことを聞く神をたくさん持ちたいと思うのです。私達も、信仰をもたないと、自分の言うことを聞くものだけを求め、利己的に生きるようになるものです。信仰者は自分の事よりも、神の御言葉を優先して、神に従うものです。イスラエル王国と、ユダ王国はこの二つの道を表しているようにも思えます。

 

(一分間黙想)(お祈り)

天の父なる神様、私たちが神様の御心を軽んじ始めると、いかに自分のことだけを考えるようになるかを思います。それが自分たちにとって一番良いと思われてしまうのです。ですがその道は血なまぐさい、争いの道へと導かれます。どうか神様、私たちが自分の思いやこの世の思いに捕らわれることなく、あなたの御言葉を聞いて、あなたに委ねて従っていく者でありますように。謙遜に、あなたの御心を行わせてください。

この祈りを、主イエス・キリストの御名によって、お祈りいたします。アーメン

 

<<聖書の箇所(旧約聖書:◇列王記上:)>>  

 

王上 16:1 バシャに対する主の言葉がハナニの子イエフに臨んだ。

王上 16:2 「わたしはあなたを塵の中から引き上げて、わが民イスラエルの指導者としたが、あなたはヤロブアムと同じ道を歩み、わが民イスラエルに罪を犯させ、彼らの罪によってわたしを怒らせた。

王上 16:3 それゆえ、今わたしはバシャとその家を一掃し、あなたの家もネバトの子ヤロブアムの家と同様にする。

王上 16:4 バシャに属する者は、町で死ねば犬に食われ、野で死ねば空の鳥の餌食になる。」

王上 16:5 バシャの他の事績、彼の行った事、その功績は、『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。

王上 16:6 バシャは先祖と共に眠りにつき、ティルツァに葬られた。その子エラがバシャに代わって王となった。

王上 16:7 またハナニの子、預言者イエフによって主の言葉がバシャとその家に臨んだ。それはバシャが、その手の業によって主を怒らせ、ヤロブアムの家に倣って、主の目に悪とされることを行い、その手の業によって主の怒りを招いたためであり、またヤロブアムを討ったためである。

◆イスラエルの王エラ

王上 16:8 ユダの王アサの治世第二十六年に、バシャの子エラがティルツァでイスラエルの王となり、二年間王位にあった。

王上 16:9 その家臣で戦車隊半分の長であったジムリが謀反を起こした。そのとき、エラはティルツァにいて、ティルツァの宮廷長アルツァの家で酒に酔っていた。

王上 16:10 ジムリは襲いかかって、エラを打ち殺した。ユダの王アサの治世第二十七年のことであった。ジムリはエラに代わって王となった。

王上 16:11 彼は王となり、王座につくと、バシャの家の者をすべて撃ち、親族も友人も、男子は一人も残さなかった。

王上 16:12 主が預言者イエフによってバシャに告げられた言葉のとおり、ジムリはバシャの家を滅ぼし尽くした。

王上 16:13 これは、バシャのすべての罪と、その子エラの罪のため、すなわち彼らが自ら罪を犯し、またイスラエルに罪を犯させ、空しい偶像によって、イスラエルの神、主の怒りを招いたためである。

王上 16:14 エラの他の事績、彼の行ったすべての事は、『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。

◆イスラエルの王ジムリ

王上 16:15 ユダの王アサの治世第二十七年に、ティルツァでジムリが王となり、七日間王位にあった。そのとき、民はペリシテ領ギベトンに対して陣を敷いていた。

王上 16:16 陣を敷いていた民は、ジムリが謀反を起こして王を倒したとの知らせを聞いた。その日すべてのイスラエルは、陣営において軍の司令官オムリを、イスラエルの王とした。

王上 16:17 オムリは、すべてのイスラエルと共にギベトンからティルツァに上り、ティルツァを包囲した。

王上 16:18 ジムリは町が占領されるのを見て、王宮の城郭に入り、自ら王宮に火を放って死んだ。

王上 16:19 これは、彼の犯した罪のため、彼が、主の目に悪とされることを行って、ヤロブアムの道を歩み、イスラエルに罪を犯させたヤロブアムの罪を繰り返したためである。

王上 16:20 ジムリの他の事績、彼が謀反を起こしたことは、『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。

王上 16:21 そのとき、イスラエルの民は二派に分かれた。民の半分はギナトの子ティブニに従い、これを王にしようとしたが、他の半分はオムリに従った。

王上 16:22 しかし、オムリに従う民は、ギナトの子ティブニに従う民を圧倒し、ティブニは死んで、オムリが王となった。

◆イスラエルの王オムリ

王上 16:23 ユダの王アサの治世第三十一年に、オムリがイスラエルの王となり、十二年間王位にあった。彼は六年間ティルツァで国を治めた後、

王上 16:24 シェメルからサマリアの山を銀二キカルで買い取り、その山に町を築いた。彼はその築いた町の名を、山の所有者であったシェメルの名にちなんでサマリアと名付けた。

王上 16:25 オムリは主の目に悪とされることを行い、彼以前のだれよりも悪い事を行った。

王上 16:26 彼は、ネバトの子ヤロブアムのすべての道を歩み、イスラエルに罪を犯させたヤロブアムの罪を繰り返して、空しい偶像によってイスラエルの神、主の怒りを招いた。

王上 16:27 オムリの行った他の事績、彼のあげた功績は、『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。

王上 16:28 オムリは先祖と共に眠りにつき、サマリアに葬られた。その子アハブがオムリに代わって王となった。

◆イスラエルの王アハブ

王上 16:29 オムリの子アハブがイスラエルの王となったのは、ユダの王アサの治世第三十八年であった。オムリの子アハブは、サマリアで二十二年間イスラエルを治めた。

王上 16:30 オムリの子アハブは彼以前のだれよりも主の目に悪とされることを行った。

王上 16:31 彼はネバトの子ヤロブアムの罪を繰り返すだけでは満足せず、シドン人の王エトバアルの娘イゼベルを妻に迎え、進んでバアルに仕え、これにひれ伏した。

王上 16:32 サマリアにさえバアルの神殿を建て、その中にバアルの祭壇を築いた。

王上 16:33 アハブはまたアシェラ像を造り、それまでのイスラエルのどの王にもまして、イスラエルの神、主の怒りを招くことを行った。

王上 16:34 彼の治世に、ベテルの人ヒエルはエリコを再建したが、かつて主がヌンの子ヨシュアを通してお告げになった御言葉のとおり、その基礎を据えたときに長子アビラムを失い、扉を取り付けたときに末子セグブを失った。