家庭礼拝 2024年5月1日 列王記上 15:1-34 ユダの王アビヤム
起
ソロモンがなくなって、イスラエルは分裂し、北イスラエルにはヤロブアム王、南ユダにはレハブアム王が出来ました。この王たちの話は前回までに学んでありますので、今日の話はこの後それぞれの王家にどんな王が出てくるのかが記されていることを学びます。どちらかと言うと、神様に従わない罪深い王が多く出ていて、時々、主に従う、良い王が出てくると言った感じです。それは北も南も同様のことが起こっているのです。この二つの王国は同じ民族なのに、互いに争いばかりしている国となって、やがては滅んでしまうのです。
今日の15章では、ユダの王は、レハブアム王の後、アビヤム王、アサ王、が出ますが、アビヤム王は罪深い王で、アサ王は正しいことを行った王です。北イスラエルにはヤロブアム王の後、ナダブ王と、バシャ王が出ますが、こちらはどちらも罪深い王となって主の眼に悪とされることを行いました。
この様に、ダビデの王国を受け継ぐ者たちですが、ダビデのように、主に従順なものはそれほど現れず、むしろ、北と南はいがみ合い、戦争が絶えず、信仰をもって歩む人は少なかったのです。
次の16章も同じように、続いて起こる王のことが書かれています。そしてその後の17章から、預言者エリヤやエリシャの話となって、預言者の時代が大きく取り上げられます。今日の15章と来週の16章は預言者の時代への繋ぎのような部分で、歴史的に分裂したイスラエルの王国はどのような状態にあったかを知る箇所となっています。すなわちこのような予言者が出てくる背景を知るための箇所と言っていいかもしれません。
承
それでは、そのようなことを思いながら、イスラエルの歴史的な背景を学んでいきたいと思います。まず初めに南のユダ王国のことです。1節から5節です。
王上 15:1 ネバトの子ヤロブアム王の治世第十八年に、アビヤムがユダの王となり、
王上 15:2 エルサレムで三年間王位にあった。その母は名をマアカと言い、アビシャロムの娘であった。
王上 15:3 彼もまた父がさきに犯したすべての罪を犯し、その心も父祖ダビデの心のようには、自分の神、主と一つではなかった。
王上 15:4 彼の神、主は、ただダビデのゆえにエルサレムにともし火をともし、跡を継ぐ息子を立てて、エルサレムを存続させられた。
王上 15:5 ダビデが主の目にかなう正しいことを行い、ヘト人ウリヤの一件のほかは、生涯を通じて主のお命じになったすべてのことに背くことがなかったからである。
この様に、ダビデの子孫が王家を受け継いでいるイスラエル王国はソロモンの後、その子のレハブアム王となり、分裂して、ユダ王国だけを受け継ぎました。そして17年間エルサレムでユダ王国を統治しました。その後を受け継いだのが、その息子のアビヤムで、3年間だけ王位にありました。彼の母親はマアカで、アビシャロムの娘であったために、異邦の神を愛し、偶像を礼拝していたのです。アビヤムの3年間の王位と言うのはユダ王国の中で最短の王位継承者です。特に何事もなかったので、きっと王にふさわしくないものとして退けられたものと思われます。その様なものであっても神様はただダビデのゆえに、エルサレムに灯をともす、ダビデの息子を継承者にしてエルサレムを存続させたのです。
ですが、北イスラエルのヤロブアムと南ユダのレハブアムの間に争いが続いたように、その子のアビヤムとヤロブアムの間にも戦いが続いていたのです。このアビヤムは3年で王位を退くのですが、その後は、「アビヤムは先祖と共に眠りにつき、ダビデの町に葬られた。その子アサがアビヤムに代わって王となった。」と書かれています。なんで亡くなったのかはわかりません。
新しいユダヤの王になったのはアサでした。この王は主の眼に正しい人でした。9節から14節です。
王上 15:9 イスラエルの王ヤロブアムの治世第二十年に、ユダの王としてアサが王位につき、
王上 15:10 エルサレムで四十一年間、王位にあった。母は名をマアカと言い、アビシャロムの娘であった。
王上 15:11 アサは、父祖ダビデと同じように主の目にかなう正しいことを行い、
王上 15:12 神殿男娼をその地から追放し、先祖たちの造った偶像をすべて取り除いた。
王上 15:13 また彼は、母マアカがアシェラの憎むべき像を造ったので、彼女を太后の位から退けた。アサはその憎むべき像を切り倒し、キドロンの谷で焼き捨てた。
王上 15:14 聖なる高台は取り除かれなかったが、アサの心はその生涯を通じて主と一つであった。
この様に、イスラエルの王ヤロブアムがまだ生きている間に、ユダヤの王は3人目となりました。ここでよく読んでみると、前の王のアビヤムの母と、新しい王のアサの母親は同じマアカです。これは2節と9節にあります。すなわち二人は兄弟だったのです。そしてまた、アサはアビヤムの子であることが8節に書かれています。すなわち二人は兄弟であり、親子であって、母親のマアカは息子のアビヤムと通じて、アサを産んだのです。すなわち近親相姦です。さらに、この母親は、アシュラの像を作って、礼拝する異教徒だったのです。ですから、アサはこのような不道徳な母親を嫌い、その信仰をも嫌悪していたかもしれません。新しく王となったアサは、父祖ダビデと同じように主の目にかなう正しいことを行い、神殿男娼をその地から追放し、先祖たちの造った偶像をすべて取り除いた、とあります。久しぶりにユダに信仰をもった王が現れたのです。そしてその母親に対しても、「母マアカがアシェラの憎むべき像を造ったので、彼女を太后の位から退けた。アサはその憎むべき像を切り倒し、キドロンの谷で焼き捨てた。」と書いてあります。ですから、この母親にとっては、この息子のアサは恐ろしい存在だったのです。アサ王は母親と父親に復讐したのかもしれません。アサ王は力があったので、エルサレムを清めて、主に立ち返るようにしたので41年間王位にあることが出来ました。ですが、聖なる高台は取り除かれなかったと書かれています。これは異教徒の生贄と香を捧げる場所なのですが、アサの清めが不徹底だったことを表わしています。
アサの時代になっても北イスラエルとの間の争いは絶えませんでした。この時代には北イスラエルの王はヤロブアムからバシャに代わっていました。15節から19節です。
王上 15:15 彼は父の聖別した物と自分の聖別した物、銀、金、祭具類を主の神殿に納めた。
王上 15:16 アサとイスラエルの王バシャの間には、その生涯を通じて戦いが絶えなかった。
王上 15:17 イスラエルの王バシャはユダに攻め上って来て、ラマに砦を築き、ユダの王アサの動きを封じようとした。
王上 15:18 アサは、神殿と王宮の宝物庫に残るすべての銀と金を取り出して家臣たちの手にゆだね、彼らをダマスコに住むアラムの王ベン・ハダドに遣わした。その父はタブリモン、祖父はヘズヨンである。アサ王はアラムの王にこう伝えさせた。
王上 15:19 「わたしとあなた、わたしの父とあなたの父との間には同盟が結ばれています。わたしはここに銀と金の贈り物をあなたにお届けします。イスラエルの王バシャとの同盟を直ちに破棄し、彼をわたしから離れ去らせてください。」
この様に、アサ王は金、銀、祭具類を主の神殿に納めて、主を礼拝できるようにしたのですが、北イスラエルの王バシャがユダに攻め上ってきて、ラマに砦を築いたのです。ここはエルサレムから20-30kmほどの近くです。これではユダが滅ぼされてしまうかと恐れて、アサ王はダマスコのアラムの王ベン・ハダドに、宝物庫の金と銀を取り出して家臣たちを遣わし、それを捧げて、こう伝えさせたのです。「わたしとあなた、わたしの父とあなたの父との間には同盟が結ばれています。わたしはここに銀と金の贈り物をあなたにお届けします。イスラエルの王バシャとの同盟を直ちに破棄し、彼をわたしから離れ去らせてください。」この様に言ったのは、このアラムの王との同盟は父親の時代からあって、それは今でもユダヤの国と同盟関係なのですが、それはどうもイスラエルの国とも同盟関係にあったようです。それでアサの願いは、このイスラエルとの同盟関係を破棄して、ユダの味方になってくれと言うことで、金と銀を捧げたのです。
これに対して、アラムの王はどうしたかと言うことが20節から24節に書かれています。
王上 15:20 ベン・ハダドはアサ王の願いを入れ、配下の軍の長たちをイスラエルの町々に送り、イヨン、ダン、アベル・ベト・マアカ、キネレトの全域、およびナフタリの全土を攻略させた。
王上 15:21 バシャはこれを聞くと、ラマの構築をやめ、ティルツァにとどまった。
王上 15:22 アサ王はユダの人々すべてにもれなく布告し、バシャがラマの構築に用いた石材と木材を運んで来させ、それを用いて、ベニヤミンのゲバとミツパに砦を築いた。
王上 15:23 アサの他のすべての事績、そのすべての功績、彼が行ったすべての事、この王が守りを固めた町々の事は、『ユダの王の歴代誌』に記されている。王は、年老いてから足の病にかかった。
王上 15:24 アサは先祖と共に眠りにつき、先祖と共に父祖ダビデの町に葬られた。その子ヨシャファトがアサに代わって王となった。
この様にアラムの王はユダのアサ王の要請を受け入れて、ユダの味方になって、北イスラエルの勢力を追い出し始めました。北イスラエルのバシャ王はユダの近くに築いていたラマの砦の構築をやめて、逃げ帰りました。するとユダのアサ王は敵がラマに作ろうとしていた建築の資材の石材と木材をユダ側に運んで来させて、ベニヤミンのゲパとミツパに砦を築きました。これでユダを長い間、守ることが出来たのです。アサ王はこの様にして41年間王位についていましたが、死んだ後はダビデの町に葬られて、その子のヨシャファトが王になりました。
転
一方、北イスラエルの状況はヤロブアム王が22年間王位にあった後はその子ナダブが王位を継承しました。25節から28節です。
王上 15:25 ユダの王アサの治世第二年に、ヤロブアムの子ナダブがイスラエルの王となり、二年間イスラエルを治めた。
王上 15:26 彼は主の目に悪とされることを行って、父と同じ道を歩み、イスラエルに罪を犯させた父の罪を繰り返した。
王上 15:27 イサカルの家のアヒヤの子バシャは、彼に謀反を起こした。バシャはナダブが全イスラエルを率いてギベトンを包囲しているところを襲い、ペリシテ領ギベトンで彼を撃った。
王上 15:28 バシャがナダブを殺し、代わって王となったのは、ユダの王アサの治世第三年のことであった。
この様に、南のアサ王が王になった次の年にこの北イスラエルの新しい王のナダブが王位を継承したのです。ですがこの王は短命でした。アヒアの子バシャが彼に謀反を起こして、ナダブを殺してしまったのです。南ユダの二代目アビヤムが3年で王位を退きましたが、北イスラエルの二代目ナダブも二年でバシャに殺されて、短命でした。ナダブもまた主の眼に悪とされることを行ったと記されています。代わって王となったのがこのバシャで、このバシャが南ユダを襲ってきたのです。アサ王が王になってまだ3年目の時でした。
この三代目の北イスラエルの王は、王になるととても過激なことを始めました。29節から32節です。
王上 15:29 彼は王になるとヤロブアムの家の者をすべて撃ち、ヤロブアムに属する息のある者を一人も残さず、滅ぼした。これは、主がその僕、シロの人アヒヤによって告げられた言葉のとおり、
王上 15:30 ヤロブアムが自ら罪を犯し、またイスラエルに犯させた罪によって、イスラエルの神、主の怒りを招いたためである。
王上 15:31 ナダブの他の事績、彼の行ったすべての事については、『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。
王上 15:32 アサとイスラエルの王バシャの間には、その生涯を通じて戦いが絶えなかった。
この様に、バシャは王になるとヤロブアムの家の者をすべて撃ち、ヤロブアムに属する息のある者を一人も残さず、滅ぼした、と書いてあります。これはこの時代にはよくあることで、勝ったものは負けたものの復讐を恐れて、根絶やしにしてしまうのです。ですが聖書ではこの事は、シロの人預言者アヒヤによって告げられた言葉のとおりになったというのです。それは、北イスラエルの王となったヤロブアムが南ユダのエルサレム神殿に対抗して、金の子牛の像を作ってそれに礼拝させたことを主が怒られたことを、この予言者アヒアが伝えたのです。「祭壇よ、祭壇よ、主はこう言われる。『見よ、ダビデの家に男の子が生まれる。その名はヨシヤという。彼は、お前の上で香をたく聖なる高台の祭司たちを、お前の上でいけにえとしてささげ、人の骨をお前の上で焼く。』」そしてその予言通りにその子が死にそうになった時に、妻が変装してアヒアの前に現れたときにさらに予言してこう言ったのです。
王上 14:9 あなたはこれまでのだれよりも悪を行い、行って自分のために他の神々や、鋳物の像を造り、わたしを怒らせ、わたしを後ろに捨て去った。
王上 14:10 それゆえ、わたしはヤロブアムの家に災いをもたらす。ヤロブアムに属する者は、イスラエルにおいて縛られている者も、解き放たれている者も、男子であれば、すべて滅ぼし、人が汚物を徹底的にぬぐい去るように、わたしはヤロブアムの家に残る者をぬぐい去る。
この予言が実現し、ヤロブアムの家の者がすべて根絶やしにされたのだというのです。
新しく王になったバシャは24年間王位にありましたが、南ユダのアサとは争いが絶えませんでした。このバシャもまた、根絶やしにした、ヤロベアムたちと同じように、罪を犯して、ヤロベアムの罪を繰り返したのです。
結
ダビデ王国はその信仰によってたてられ、ソロモンはその信仰のゆえに繁栄しました。ですが、ソロモンの後半の人生は、異邦の妻たちの異教の神に影響されて、神様に従順ではありませんでした。そのためにその次の時代にはイスラエルは二つに分割され、互いに争いいがみ合う時代となります。それでもなかなか主に従う王はいませんでした。ユダのアサ王だけがその中で、異邦の神々を退け、偶像を廃棄したのです。この様に、時代は混とんとし、イスラエル民族は滅亡への道を進むのです。
(一分間黙想)(お祈り)
天の父なる神様、ソロモンの後を継ぐ子孫たちは仲違いし、争い、殺しあう時代に入ってしまいました。一人の人の罪が、その後の時代をも変える罪となってしまいます。私たち一人がする力がいかに小さくとも、神様がそれを用いてくださるときは、その後の時代を変える力となっていきます。その事を覚えて、私たちの子孫のためにも、私たちが神に喜ばれるものであり、神をほめたたえるものでありますように。この祈りを、主イエス・キリストの御名によって、お祈りいたします。アーメン
<<聖書の箇所(旧約聖書:◇列王記上:)>>
◆ユダの王アビヤム
王上 15:1 ネバトの子ヤロブアム王の治世第十八年に、アビヤムがユダの王となり、
王上 15:2 エルサレムで三年間王位にあった。その母は名をマアカと言い、アビシャロムの娘であった。
王上 15:3 彼もまた父がさきに犯したすべての罪を犯し、その心も父祖ダビデの心のようには、自分の神、主と一つではなかった。
王上 15:4 彼の神、主は、ただダビデのゆえにエルサレムにともし火をともし、跡を継ぐ息子を立てて、エルサレムを存続させられた。
王上 15:5 ダビデが主の目にかなう正しいことを行い、ヘト人ウリヤの一件のほかは、生涯を通じて主のお命じになったすべてのことに背くことがなかったからである。
王上 15:6 レハブアムとヤロブアムとの間には、その生涯を通じて戦いが絶えなかった。
王上 15:7 アビヤムの他の事績、彼の行ったすべての事は、『ユダの王の歴代誌』の中に記されている。アビヤムとヤロブアムの間にも戦いが続いていた。
王上 15:8 アビヤムは先祖と共に眠りにつき、ダビデの町に葬られた。その子アサがアビヤムに代わって王となった。
◆ユダの王アサ
王上 15:9 イスラエルの王ヤロブアムの治世第二十年に、ユダの王としてアサが王位につき、
王上 15:10 エルサレムで四十一年間、王位にあった。母は名をマアカと言い、アビシャロムの娘であった。
王上 15:11 アサは、父祖ダビデと同じように主の目にかなう正しいことを行い、
王上 15:12 神殿男娼をその地から追放し、先祖たちの造った偶像をすべて取り除いた。
王上 15:13 また彼は、母マアカがアシェラの憎むべき像を造ったので、彼女を太后の位から退けた。アサはその憎むべき像を切り倒し、キドロンの谷で焼き捨てた。
王上 15:14 聖なる高台は取り除かれなかったが、アサの心はその生涯を通じて主と一つであった。
王上 15:15 彼は父の聖別した物と自分の聖別した物、銀、金、祭具類を主の神殿に納めた。
王上 15:16 アサとイスラエルの王バシャの間には、その生涯を通じて戦いが絶えなかった。
王上 15:17 イスラエルの王バシャはユダに攻め上って来て、ラマに砦を築き、ユダの王アサの動きを封じようとした。
王上 15:18 アサは、神殿と王宮の宝物庫に残るすべての銀と金を取り出して家臣たちの手にゆだね、彼らをダマスコに住むアラムの王ベン・ハダドに遣わした。その父はタブリモン、祖父はヘズヨンである。アサ王はアラムの王にこう伝えさせた。
王上 15:19 「わたしとあなた、わたしの父とあなたの父との間には同盟が結ばれています。わたしはここに銀と金の贈り物をあなたにお届けします。イスラエルの王バシャとの同盟を直ちに破棄し、彼をわたしから離れ去らせてください。」
王上 15:20 ベン・ハダドはアサ王の願いを入れ、配下の軍の長たちをイスラエルの町々に送り、イヨン、ダン、アベル・ベト・マアカ、キネレトの全域、およびナフタリの全土を攻略させた。
王上 15:21 バシャはこれを聞くと、ラマの構築をやめ、ティルツァにとどまった。
王上 15:22 アサ王はユダの人々すべてにもれなく布告し、バシャがラマの構築に用いた石材と木材を運んで来させ、それを用いて、ベニヤミンのゲバとミツパに砦を築いた。
王上 15:23 アサの他のすべての事績、そのすべての功績、彼が行ったすべての事、この王が守りを固めた町々の事は、『ユダの王の歴代誌』に記されている。王は、年老いてから足の病にかかった。
王上 15:24 アサは先祖と共に眠りにつき、先祖と共に父祖ダビデの町に葬られた。その子ヨシャファトがアサに代わって王となった。
◆イスラエルの王ナダブ
王上 15:25 ユダの王アサの治世第二年に、ヤロブアムの子ナダブがイスラエルの王となり、二年間イスラエルを治めた。
王上 15:26 彼は主の目に悪とされることを行って、父と同じ道を歩み、イスラエルに罪を犯させた父の罪を繰り返した。
王上 15:27 イサカルの家のアヒヤの子バシャは、彼に謀反を起こした。バシャはナダブが全イスラエルを率いてギベトンを包囲しているところを襲い、ペリシテ領ギベトンで彼を撃った。
王上 15:28 バシャがナダブを殺し、代わって王となったのは、ユダの王アサの治世第三年のことであった。
王上 15:29 彼は王になるとヤロブアムの家の者をすべて撃ち、ヤロブアムに属する息のある者を一人も残さず、滅ぼした。これは、主がその僕、シロの人アヒヤによって告げられた言葉のとおり、
王上 15:30 ヤロブアムが自ら罪を犯し、またイスラエルに犯させた罪によって、イスラエルの神、主の怒りを招いたためである。
王上 15:31 ナダブの他の事績、彼の行ったすべての事については、『イスラエルの王の歴代誌』に記されている。
王上 15:32 アサとイスラエルの王バシャの間には、その生涯を通じて戦いが絶えなかった。
◆イスラエルの王バシャ
王上 15:33 ユダの王アサの治世第三年に、アヒヤの子バシャがティルツァですべてのイスラエルの王となり、その治世は二十四年に及んだ。
王上 15:34 彼は主の目に悪とされることを行って、ヤロブアムの道を歩み、イスラエルに罪を犯させたヤロブアムの罪を繰り返した。