家庭礼拝 2023年1月25日 サムエル記上 13:1-23 ペリシテ人との戦い
賛美歌521とらえたまえ、われらを聖書朗読 祈り 奨励説教 一分黙想 全員祈り 主の祈り 賛美歌522キリストにはかえられません
起
前回の箇所ではサウルは、東から攻めてきたアマレク人たちを撃退して、名実ともに王となったことを語りました。ところが、今日の箇所ではまだ一部の人たちの王でしかなかったようです。たぶん出身のベニヤミン族の王にはなっていたようですが、イスラエル全体の王となるにはもう少し時間が必要だったのです。でもそれから一年でイスラエル全体の王となったと書かれています。そして二年後にはイスラエルの軍隊を組織したのです。
それだけならよかったのですが、その息子のヨナタンがその軍の一部を動かして、ペリシテ人の守備隊を攻め入って打ち破ったのです。兵を持たないならこんなこともなかったのでしょうか、下手に軍事力を持つとこのようなことになってしまうのです。するとイスラエルよりは、はるかに強い軍事力を持つペリシテ軍がその報復で攻めてきました。ペリシテ軍の軍事力はその数だけでなく、その武器の装備もイスラエルをはるかにしのいでいました。今でいえばミサイルや戦車に対して、竹やりや鉄砲で戦うようなものでした。と言うのもイスラエルには鍛冶屋がいなくて、そのような武器の刀や槍は持っていなかったのです。鍛冶屋はペリシテにいてそこに頼んで鋤や鍬を手に入れていたのです。ペリシテと言う国は、地中海に開かれていて、ギリシャやエジプトなどの文明が直接入ってくるところで、そのペリシテの文明は栄えていたのです。ですから、とても戦える相手ではなかったのですが、ここからサウルとペリシテ軍との長い戦いが始まるのです。そしてサウルの一生はこのペリシテ軍との戦いに終始し、頑張って戦ったのですが、最後には息子のヨナタンと一緒に殺されてしまうのです。
そのあとを継ぐ王が、ダビデとなります。サウル王の時代はとても短く、その息子に継承することもできませんでした。その理由は今日の聖書の箇所に出てくるサウルの間違いによるためでした。その間違いのために、サウルの王権は長く続かないだろうと、サムエルに宣言されたのですが、さてその間違いとは何だったのでしょうか。
承
サムエルは王となって、まず、軍事力を整備しました。1節と2節です。
サム上 13:1 サウルは王となって一年でイスラエル全体の王となり、二年たったとき、
サム上 13:2 イスラエルから三千人をえりすぐった。そのうちの二千人をミクマスとベテルの山地で自らのもとに、他の千人をベニヤミンのギブアでヨナタンのもとに置き、残りの民はそれぞれの天幕に帰らせた。
この様に、サウルが王となってすぐにイスラエル全体の王となったのではなく、身内のベニヤミンから始まって、徐々に、イスラエル全体の王となって行って、一年後にはそれを果たしたのです。そして二年後にはイスラエル全体から兵士にふさわしいもの3千人をえりすぐって、そのうち二千人を自分のもとに置き、他の千人を息子のヨナタンのもとに置き、残りの選ばれなかった人たちはそれぞれの家に帰らせたのでした。これで一応イスラエルの軍隊の形は整ったわけです。この様な軍事力を持つと、使ってみたくなるのが世の常で、息子のヨナタンがその間違いを犯すのです。
事の成り行きはこのようになります。3節から5節です。
サム上 13:3 ヨナタンは、ゲバに配置されていたペリシテの守備隊を打ち破った。ペリシテ人はそれを伝え聞いた。他方、サウルも国中に角笛を吹き鳴らして言った。「ヘブライ人よ、聞け。」
サム上 13:4 全イスラエルは、サウルがペリシテの守備隊を打ち破ったこと、イスラエルがペリシテ人の憎しみをかうことになったということを知った。民はギルガルのサウルのもとに呼び集められた。
サム上 13:5 ペリシテ軍は、イスラエルと戦うために集結した。その戦車は三万、騎兵は六千、兵士は海辺の砂のように多かった。彼らは上って来て、ベト・アベンの東、ミクマスに陣を敷いた。
この様に、事の発端は、ヨナタンがペリシテの守備隊を攻めて打ち破ったためです。ヨナタンはまだ若かったので、事の成り行きを考えずに、1000人の兵を与えられて、何か手柄を立てたいと思ったのかもしれません。守備隊には100人程度しかいなかったのかもしれません。とにかくヨナタンがペリシテを攻めて打ち破ったので、ペリシテは黙ってみているはずがありません。戦車が3万、騎兵が6万、兵士は海辺の砂のように多かったと言います。この数に大げさなところがあるのかもしれませんが、イスラエルの兵が3千しかいないのに比べてとても多いのです。しかもイスラエルにはない戦車や、騎兵まであり、その武器も格段に優れているのです。そのようなことになってしまったので、サウルも角笛を吹いて国中に知らせ、人々はギルガルのサウルのもとに呼び集められたのです。緊張が一挙に高まったのです。ですが軍備だけ見てもとても勝てそうにもありません。
イスラエルの人々はどのように反応したでしょうか。6節から8節です。
サム上 13:6 イスラエルの人々は、自分たちが苦境に陥り、一人一人に危険が迫っているのを見て、洞窟、岩の裂け目、岩陰、穴蔵、井戸などに身を隠した。
サム上 13:7 ヨルダン川を渡り、ガドやギレアドの地に逃げ延びたヘブライ人もあった。しかし、サウルはギルガルに踏みとどまり、従う兵は皆、サウルの後ろでおののいていた。
サム上 13:8 サウルは、サムエルが命じたように、七日間待った。だが、サムエルはギルガルに来なかった。兵はサウルのもとから散り始めた。
この様に、イスラエルの人々はペリシテが攻めてくるというので、恐れおののいて逃げまどい隠れたのです。洞窟、岩の裂け目、岩陰、穴蔵、井戸などに身を隠して、何とか逃れようとしたのです。ですがサウルはギルガルに踏みとどまり、従う兵はみな、サウルの後ろでおののいていた、と言うのですからとても戦いにはなりません。サウルは、サムエルを呼び寄せて、神様の力が与えられるように、祈ってもらう予定でした。サムエルはサウルに七日間待つように言ったのですが、七日経ってもサムエルがやって来なかったので、兵士たちですら、サウルのもとから逃げ始めたのです。と言うのもペリシテの軍勢は槍や刀、それに戦車や騎馬隊があるというのに、イスラエルの兵士たちには刀すらなかったのです。石を投げたり、鋤や鍬のようなものを武器にしていたのだと思います。
サムエルが七日たってもやって来ず兵士たちが逃げ始めたので、サウルはどうしたでしょうか。9節から12節です。
サム上 13:9 サウルは、「焼き尽くす献げ物と和解の献げ物を持って来なさい」と命じて、焼き尽くす献げ物をささげた。
サム上 13:10 焼き尽くす献げ物をささげ終えたそのとき、サムエルが到着した。サウルは彼に挨拶しようと迎えに出た。
サム上 13:11 サムエルは言った。「あなたは何をしたのか。」サウルは答えた。「兵士がわたしから離れて散って行くのが目に見えているのに、あなたは約束の日に来てくださらない。しかも、ペリシテ軍はミクマスに集結しているのです。
サム上 13:12 ペリシテ軍がギルガルのわたしに向かって攻め下ろうとしている。それなのに、わたしはまだ主に嘆願していないと思ったので、わたしはあえて焼き尽くす献げ物をささげました。」
この様に、サムエルは来ないし、兵士たちは逃げ始めたので、サウルは焦って、自分で祭司の役割をして、焼き尽くす捧げものを捧げました。そうすれば神様が力になってくれると思ったのです。その捧げものを捧げ終えたときに、サムエルが到着しました。そこには焼き尽くす捧げものの香りが充満していたので、サムエルはすぐに気が付きました。そして、「あなたは何をしたのか。」と、問い詰めました。サウルは「兵士がわたしから離れて散って行くのが目に見えているのに、あなたは約束の日に来てくださらない。しかも、ペリシテ軍はミクマスに集結しているのです。ペリシテ軍がギルガルのわたしに向かって攻め下ろうとしている。それなのに、わたしはまだ主に嘆願していないと思ったので、わたしはあえて焼き尽くす献げ物をささげました。」と言ったのです。サウルの気持ちももっともな気がします。もう神様しか頼れる方がいないのに、祭司のサムエルがまだ来ないならば、兵隊たちも動揺してしまうので、何とかしようと思って、焼き尽くす捧げものを捧げて、主に嘆願したのです。サウルには主に信頼して、もう少し待つ余裕がなかったのです。もしかすると、神様はサウルを試したのかもしれません。ですがそこにははっきりと王の役割と、祭司の役割の違いがあったのです。律法で決められていたのです。王が祭司の代わりができるわけではないのです。
サムエルはサウルの話を聞くと、こう言ったのです。13節と14節です。
サム上 13:13 サムエルはサウルに言った。「あなたは愚かなことをした。あなたの神、主がお与えになった戒めを守っていれば、主はあなたの王権をイスラエルの上にいつまでも確かなものとしてくださっただろうに。
サム上 13:14 しかし、今となっては、あなたの王権は続かない。主は御心に適う人を求めて、その人を御自分の民の指導者として立てられる。主がお命じになったことをあなたが守らなかったからだ。」
この様にサウルのしたことは重大な罪でした。サムエルはサウルにこう言ったのです。「主がお与えになった戒めを守っていれば、主はあなたの王権をイスラエルの上にいつまでも確かなものとしてくださっただろうに。」ここで言っている主の戒めとは、主に仕えて捧げものをすることのできるものは聖別された祭司だけであるということです。そのように律法で定められていたのです。誰でもが捧げものを上げることが出来るわけではないのです。たとえ王であってもできないのです。それでサウルはさらに続けてサムエルにこう言いました。「しかし、今となっては、あなたの王権は続かない。主は御心に適う人を求めて、その人を御自分の民の指導者として立てられる。主がお命じになったことをあなたが守らなかったからだ。」サウルはサムエルが重大な主の戒めを破ったために、その王権は続かず、別の人がイスラエルの指導者として立てられると言ったのです。サウルは誠実な信仰深い人でしたが、ペリシテの恐怖の前で、やってはいけない罪を犯したので、その王権は長く続かないことになってしまったのです。サウルの家系がすぐに途絶えるのは、その原因が、ここにあったのです。
転
そのあと、サムエルとサウルはどうしたでしょうか。15節から18節です。
サム上 13:15 サムエルは立ち上がり、ギルガルからベニヤミンのギブアに上って行った。サウルは、自分のもとにいた兵士を数えた。およそ六百人であった。
サム上 13:16 サウル、息子ヨナタン、そして彼らの指揮下にいる兵はベニヤミンのゲバにとどまった。ペリシテ軍はミクマスに陣を敷いていた。
サム上 13:17 ペリシテ軍の陣営からは遊撃隊が三隊に分かれて出て来た。一隊はオフラへ通じる道をシュアルの地に向かい、
サム上 13:18 一隊はベト・ホロンへ通じる道に向かい、残る一隊は荒れ野の方角、ツェボイムの谷を見下ろす、国境に通じる道に向かった。
この様に、サムエルはサウルが燔祭を捧げてしまったので、ギルガルを立ち去ってしまったのです。残されたサウルは自分のもとにいる兵士を数えてみると、2千人いたものが6百人になっていました。サウルと息子ヨナタンと彼らの兵士たちはベニヤミンのゲバにとどまりました。サウルはベニヤミン族の出身だったので、その残った兵士たちもきっとベニヤミン族出身のものが多かったのだと思います。それでベニヤミンのゲバにとどまったのです。そして、いよいよペリシテ軍が攻めてきました。遊撃隊が三隊に分かれて出てきたのです。
この様に、いよいよ戦いが始まろうかという段階ですが、この時、イスラエルがどんな装備で戦おうとしていたのかを詳しくのべているのです。それはいかに勝ち目のない戦いであるかを説明するものでした。19節から23節です。
サム上 13:19 さて、イスラエルにはどこにも鍛冶屋がいなかった。ヘブライ人に剣や槍を作らせてはいけないとペリシテ人が考えたからである。
サム上 13:20 それで、イスラエルの人が鋤や鍬や斧や鎌を研いでもらうためには、ペリシテ人のところへ下るほかなかった。
サム上 13:21 鋤や鍬や三つまたの矛や斧の研ぎ料、突き棒の修理料は一ピムであった。
サム上 13:22 こういうわけで、戦いの日にも、サウルとヨナタンの指揮下の兵士はだれも剣や槍を手にしていなかった。持っているのはサウルとその子ヨナタンだけであった。
サム上 13:23 ペリシテ軍の先陣は、ミクマスの渡しまで進んで来た。
ここでまず驚くのはイスラエルにはどこにも鍛冶屋がおらず、剣や槍を作ることが出来なかったということです。この様な技術を持っていたのは地中海貿易で、このような文明の恩恵を受けていた、ペリシテ人だったのです。イスラエル人は農耕に使う鋤や鍬や斧や鎌を持ってはいましたが、それを研いでもらうにもペリシテ人に頼まなければならなかったのです。こういう状態ですから、この戦いが始まった時にも兵士は誰も剣や槍を持ってはおらず、きっと斧や鋤や鍬が武器だったのだと思います。
相手のペリシテ軍は最新鋭の武器をもって、戦車まで繰り出して攻めてきたのです。今日はこの話は、ここまでですが、いったいどうなるのでしょうか。
結
振り返ってみると、サムエルは王となり、兵を整えましたが、若いヨナタンはその力を過信して、ペリシテの守備隊を攻めて滅ぼしてしまいました。この事がペリシテとの戦争に火をつけてしまいました。イスラエルはとてもペリシテにかなうと思っていないので、多くの人は逃げまどい、穴に隠れ、兵士たちまでもが、サムエルがなかなか来ないことを知るとチリジリになってきたのです。イスラエルが浮足立っていることに恐れを抱いたサウルは、まだサムエルが来ないにもかかわらず、祭司しかしてはならない、焼き尽くす捧げものの儀式をしてしまったのです。サウルにとって頼れるものは神様だけだったので、サムエルが来ないなら自分でやるしかないと思い詰めたのです。ですがそこにやってきたサムエルはそれを見て驚きました。そしてサウルの犯した大きな罪のために、サウルの王権は長く続かず、ほかの人に移るだろうと宣言するのです。サウルの一生はこのペリシテとの戦いに明け暮れ、最後にはペリシテに殺されてしまうのですが、このような悲惨な最期を遂げることになったのは、この時の祭司しかしてはならないことをしてしまったためなのです。
(一分間黙想)(お祈り)
天の父なる神様。サウルは敵におびえて、してはならないことをしてしまいました。神様に頼ることは良かったのですが、してはならない方法で神様に頼ってしまったのです。自分の分を超えて、行ってしまったのです。神様、私たちの信仰においても、自分の分を超えて思い上がることなく、あなたに忠実に歩むことが出来ますように。自分の分に応じて行うことが出来ますように。そして、あなたを信じて、あなたの導きが下るのを待つことが出来ますように。
この祈りを、主イエス・キリストの御名によって、お祈りいたします。アーメン
<<聖書の箇所(旧約聖書:◇サムエル記上)>>
◆ペリシテ人との戦い
サム上 13:1 サウルは王となって一年でイスラエル全体の王となり、二年たったとき、
サム上 13:2 イスラエルから三千人をえりすぐった。そのうちの二千人をミクマスとベテルの山地で自らのもとに、他の千人をベニヤミンのギブアでヨナタンのもとに置き、残りの民はそれぞれの天幕に帰らせた。
サム上 13:3 ヨナタンは、ゲバに配置されていたペリシテの守備隊を打ち破った。ペリシテ人はそれを伝え聞いた。他方、サウルも国中に角笛を吹き鳴らして言った。「ヘブライ人よ、聞け。」
サム上 13:4 全イスラエルは、サウルがペリシテの守備隊を打ち破ったこと、イスラエルがペリシテ人の憎しみをかうことになったということを知った。民はギルガルのサウルのもとに呼び集められた。
サム上 13:5 ペリシテ軍は、イスラエルと戦うために集結した。その戦車は三万、騎兵は六千、兵士は海辺の砂のように多かった。彼らは上って来て、ベト・アベンの東、ミクマスに陣を敷いた。
サム上 13:6 イスラエルの人々は、自分たちが苦境に陥り、一人一人に危険が迫っているのを見て、洞窟、岩の裂け目、岩陰、穴蔵、井戸などに身を隠した。
サム上 13:7 ヨルダン川を渡り、ガドやギレアドの地に逃げ延びたヘブライ人もあった。しかし、サウルはギルガルに踏みとどまり、従う兵は皆、サウルの後ろでおののいていた。
サム上 13:8 サウルは、サムエルが命じたように、七日間待った。だが、サムエルはギルガルに来なかった。兵はサウルのもとから散り始めた。
サム上 13:9 サウルは、「焼き尽くす献げ物と和解の献げ物を持って来なさい」と命じて、焼き尽くす献げ物をささげた。
サム上 13:10 焼き尽くす献げ物をささげ終えたそのとき、サムエルが到着した。サウルは彼に挨拶しようと迎えに出た。
サム上 13:11 サムエルは言った。「あなたは何をしたのか。」サウルは答えた。「兵士がわたしから離れて散って行くのが目に見えているのに、あなたは約束の日に来てくださらない。しかも、ペリシテ軍はミクマスに集結しているのです。
サム上 13:12 ペリシテ軍がギルガルのわたしに向かって攻め下ろうとしている。それなのに、わたしはまだ主に嘆願していないと思ったので、わたしはあえて焼き尽くす献げ物をささげました。」
サム上 13:13 サムエルはサウルに言った。「あなたは愚かなことをした。あなたの神、主がお与えになった戒めを守っていれば、主はあなたの王権をイスラエルの上にいつまでも確かなものとしてくださっただろうに。
サム上 13:14 しかし、今となっては、あなたの王権は続かない。主は御心に適う人を求めて、その人を御自分の民の指導者として立てられる。主がお命じになったことをあなたが守らなかったからだ。」
サム上 13:15 サムエルは立ち上がり、ギルガルからベニヤミンのギブアに上って行った。サウルは、自分のもとにいた兵士を数えた。およそ六百人であった。
サム上 13:16 サウル、息子ヨナタン、そして彼らの指揮下にいる兵はベニヤミンのゲバにとどまった。ペリシテ軍はミクマスに陣を敷いていた。
サム上 13:17 ペリシテ軍の陣営からは遊撃隊が三隊に分かれて出て来た。一隊はオフラへ通じる道をシュアルの地に向かい、
サム上 13:18 一隊はベト・ホロンへ通じる道に向かい、残る一隊は荒れ野の方角、ツェボイムの谷を見下ろす、国境に通じる道に向かった。
サム上 13:19 さて、イスラエルにはどこにも鍛冶屋がいなかった。ヘブライ人に剣や槍を作らせてはいけないとペリシテ人が考えたからである。
サム上 13:20 それで、イスラエルの人が鋤や鍬や斧や鎌を研いでもらうためには、ペリシテ人のところへ下るほかなかった。
サム上 13:21 鋤や鍬や三つまたの矛や斧の研ぎ料、突き棒の修理料は一ピムであった。
サム上 13:22 こういうわけで、戦いの日にも、サウルとヨナタンの指揮下の兵士はだれも剣や槍を手にしていなかった。持っているのはサウルとその子ヨナタンだけであった。
サム上 13:23 ペリシテ軍の先陣は、ミクマスの渡しまで進んで来た。