家庭礼拝 2022年9月7日 ヨシュア記 19:1-51 相続地の配分を終わる
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起
今日の箇所で土地の配分の話は終わります。ですが今日の聖書の箇所はとても長く、それも土地の境界を説明しているような所ばかりなので、いくつか省略して進めます。今日聖書朗読するところは、小見出しの箇所で、シメオン族をまず読んで、そのあとのゼブルン族、イサカル族、アシェル族、ナフタリ族、の4部族のところは割愛しました。ほとんど土地の境界の話だけだからです。最後のダン族のところと、相続地の配分を終わるという小見出しのところは読み上げました。
今日の箇所は、先週のその他の7部族について書かれているもので、ベニヤミン族だけは先週学びました。ですから今日はそのほかの6部族の話をすることになります。
この6部族はユダヤ民族の中では少数部族に属し、あまり力はなかったのです。ユダヤ民族の中ではヨセフの子孫とユダの子孫が強大な力と数を誇っていました。ですから、北のほうはヨセフの子孫が多く領地を取り、南のほうはユダの子孫がその領地を多くとっていたのです。最後に残ったこの7つの部族はその間にあって、わずかな領土を分け合ったのです。その中で、ヨセフの弟のベニヤミンはまだ恵まれた場所を与えられていますが、今日の6部族は強大な二つの部族の間を申し訳なさそうにその領地を与えられているというのが現状です。でも12部族に対して、最後までしっかりと分割したことはヨシュアの手腕と言わなければなりません。ヨシュアは祭司の系統なので、最後に、各部族から少しずつ募って、ヨシュアの部族のために領地が与えられることになります。
承
今日の最初はシメオン族です。ベニヤミン族の次に2番くじを引いて、割り当てを受けました。19章1節です。
ヨシュ 19:1 二番目のくじで割り当てを受けたのはシメオンで、シメオンの人々の部族が氏族ごとに割り当てを受けた。その嗣業の土地はユダの人々の嗣業の土地の間にあった。
ここに面白い表現があります。その嗣業の土地はユダの人々の嗣業の土地の間にあった、と書かれています。この意味が一体何かと思い、地図でその土地を見てみると、確かにユダの領地の中に、シメオン族の領地が島のように一部だけ取り出されてあるのです。これはユダがその領地を取りすぎたので、シメオンに一部を譲ったという形になっているのです。
その領地の境界のことがそのあと詳しく書かれていますが、それは省略して、最後にこの様に書かれています。9節です。
ヨシュ 19:9 シメオンの人々の嗣業の土地はユダの人々の領土の一部であった。ユダの人々への割り当て地が多すぎたため、ユダの嗣業の土地の中にシメオンの人々は嗣業の土地を受け継いだのである。
このように、シメオンの嗣業の土地はユダ族の土地が多すぎるために、その一部を譲ってもらって、受け継いだのです。この様な分割が円満に行われたというのはヨシュアの指導力がよほど優れていたからだと思います。シメオン族は合計で17の町とそれに属する村を受け継ぎました。
次に、三番目のくじではゼブルンが氏族ごとに割り当てを受けました。彼らは十二の町とそれに属する村を得ました。ユダ族が最初に領地を得たときには全部足し合わせると123の町とそれに属する村を得たのですから、その10分の一です。その領地はマナセの半部族の北側のほうに与えられました。
イサカルは四番目のくじで割り当てを受けました。十六の町とそれに属する村を与えられました。このゼブルンとイサカル族の領地が一番小さな方の領地となります。イサカル族の領地はゼブルン族の領地のさらに北側に与えられました。それはガリラヤ湖の西側の山地に位置します。
五番目のくじではアシェルの人々の部族が氏族ごとに割り当てを受けました。二十二の町とそれに属する村がありました。ここは地中海に接する海側の領域でティルスなどの城壁の町を含んで、北側の大きな港町シドンに接するところまでありました。比較的大きな領土です。
ナフタリの人々は六番目のくじで割り当てを受けました。十九の町とそれに属する村を得ました。その場所はゼブルンのさらに北側で、ガリラヤ湖を含む川の西側地帯でした。
ダンの人々の部族は氏族ごとに七番目のくじで割り当てを受けました。これが最後の部族です。籤運が悪いとどんどん北側の領地になって行きます。ダン族は最北の領地になります。その嗣業の土地の領域はいくつかの町々の名前が挙がっていますが、ダン族はいくつの町を得たとは書いていないのです。この辺は辺境になるので攻め取ったり、攻め取られたりして、あまり確定しなかったようです。47節にはこのように書かれています。
ヨシュ 19:47 しかし、ダンの人々は領地を奪われた後、北上し、レシェムを攻めてこれを占領し、剣をもって住民を撃ち、そこを手に入れて、そこに住んだ。彼らは、先祖ダンの名に従って、レシェムをダンと呼んだ。この様に領地を奪ったり奪われたりしていたのです。
転
このようにして、ヨシュアは12部族の領地を籤で確定しました。各部族はヨシュアの労に報いるために、ヨシュアに嗣業の土地を送りました。49節から51節です。
ヨシュ 19:49 境界線を定めて、土地の嗣業の配分が終わると、イスラエルの人々は自分たちの土地の中からヌンの子ヨシュアに嗣業の土地を贈った。
ヨシュ 19:50 主の命令に従って、ヨシュアの求めたエフライム山地の町ティムナト・セラを彼に贈った。ヨシュアは町を建てて、そこに住んだ。
ヨシュ 19:51 以上は、祭司エルアザル、ヌンの子ヨシュアおよびイスラエル諸部族の家長たちが、シロの臨在の幕屋の入り口で、主の前においてくじを引き、受け継いだ嗣業の土地である。土地の割り当ては、こうして終わった。
その贈り物の土地として、ヨシュアはエフライム山地の町ティムナト・セラを求めたので、彼らはその地を贈りました。ヨシュアはそこに町を立てて住んだということです。この町はエフライム山地の中でもエルサレムやエリコのある東側とは反対の地中海側に下った山の中腹にある町です。ヨシュアは最後にこの町に葬られることになるのです。
結
この様にして、ヨシュアはカナンの征服を成し遂げ、イスラエルの12の部族にそれぞれの嗣業の土地を割り当てることができました。モーセの働きは大きなものでしたが、このヨシュアの働きもまた大変なものです。この12の部族を分裂させないで最後まで、一つにして、まとめていくことができたのは、その信仰による所です。ヨシュアはいつも、主の前で決められたことは必ずなると信じていました。そして、まるで決めたことはもう実現しているかのように、あとは取りに行けばいいように感じていたようです。信仰の力は誠に大きなものがあります。
(一分間黙想)(お祈り)
天の父なる神様、ヨシュアはその信仰によってイスラエルを一つにまとめ上げ、約束の地カナンを征服して、12部族に嗣業の土地として割り当てることができました。一代でこれだけの仕事をすることができたのは偉大なことです。もし、からし種一粒ほどの信仰があれば、あなた方にはできないことは何もない、とおっしゃったイエス様のみ言葉通りです。信仰によって生きるものの幸いを感謝して、賛美を捧げます。
この祈りを、主イエス・キリストの御名によって、お祈りいたします。アーメン
<<聖書の箇所(旧約聖書:◇ヨシュア記)>>
◆シメオン族
ヨシュ 19:1 二番目のくじで割り当てを受けたのはシメオンで、シメオンの人々の部族が氏族ごとに割り当てを受けた。その嗣業の土地はユダの人々の嗣業の土地の間にあった。
ヨシュ 19:2 彼らの嗣業の土地は、ベエル・シェバ、シェマ、モラダ、
ヨシュ 19:3 ハツァル・シュアル、バラ、エツェム、
ヨシュ 19:4 エルトラド、ベトル、ホルマ、
ヨシュ 19:5 ツィクラグ、ベト・マルカボト、ハツァル・スサ、
ヨシュ 19:6 ベト・レバオト、シャルヘン、以上十三の町とそれに属する村、
ヨシュ 19:7 エン・リモン、タカン、エテル、アシャン、以上四つの町とそれに属する村、
ヨシュ 19:8 および、これらの町の周囲にあって、バアラト・ベエル、ラマト・ネゲブに至るまでのすべての村々。以上がシメオンの人々が氏族ごとに受け継いだ嗣業の土地である。
ヨシュ 19:9 シメオンの人々の嗣業の土地はユダの人々の領土の一部であった。ユダの人々への割り当て地が多すぎたため、ユダの嗣業の土地の中にシメオンの人々は嗣業の土地を受け継いだのである。
◆ゼブルン族
ヨシュ 19:10 三番目のくじではゼブルンが氏族ごとに割り当てを受けた。その嗣業の土地の領域はサリドを中心とし、
ヨシュ 19:11 西に向かってはマルアラ、ダベシェト、ヨクネアムの東にある川に達した。
ヨシュ 19:12 日の昇る東の方は、サリドを出てキスロト・タボルの地域を通り、ダベラトからヤフィアに上り、
ヨシュ 19:13 更に東のガト・ヘフェル、エト・カツィン、リモナに達し、そこからネアへ曲がる。
ヨシュ 19:14 北境はそこをハナトンに回り、イフタ・エルの谷に至る。
ヨシュ 19:15 カタト、ナハラル、シムオン、イルアラ、ベツレヘムなど十二の町とそれに属する村。
ヨシュ 19:16 以上がゼブルンの人々がその氏族ごとに受け継いだ嗣業の土地であり、町村である。
◆イサカル族
ヨシュ 19:17 イサカルは四番目のくじで割り当てを受けた。イサカルの人々は氏族ごとに割り当てを受けた。
ヨシュ 19:18 その領域は、イズレエル、ケスロト、シュネム、
ヨシュ 19:19 ハファライム、シオン、アナハラト、
ヨシュ 19:20 デビラト、キシュヨン、エベツ、
ヨシュ 19:21 レメト、エン・ガニム、エン・ハダ、ベト・パツェツ、
ヨシュ 19:22 境界線はタボルに達し、そこからシャハツィマ、ベト・シェメシュを経てヨルダン川に至る。以上十六の町とそれに属する村。
ヨシュ 19:23 以上がイサカルの人々の部族が氏族ごとに受け継いだ嗣業の土地であり、町村である。
◆アシェル族
ヨシュ 19:24 五番目のくじではアシェルの人々の部族が氏族ごとに割り当てを受けた。
ヨシュ 19:25 その領域は、ヘルカト、ハリ、ベテン、アクシャフ、
ヨシュ 19:26 アラメレク、アムアド、ミシュアルで、西の端は、カルメル、シホル・リブナトに達する。
ヨシュ 19:27 東に戻るとベト・ダゴンがあり、北へ向かうと、ゼブルン領に達し、イフタ・エルの谷、ベト・エメク、ネイエルがあり、カブル、ミシュアル、
ヨシュ 19:28 アブドン、レホブ、ハモン、カナを経て、大シドンに接する。
ヨシュ 19:29 境界線は、ラマを巡り、城壁のある町ティルスを経て、ホサを巡り、海に至る。そこにマフラブ、アクジブ、
ヨシュ 19:30 アコ、アフェク、レホブなど二十二の町とそれに属する村があった。
ヨシュ 19:31 以上がアシェルの人々の部族が氏族ごとに受け継いだ嗣業の土地であり、町村である。
◆ナフタリ族
ヨシュ 19:32 ナフタリの人々は六番目のくじで割り当てを受けた。ナフタリの人々はその氏族ごとに割り当てを受けた。
ヨシュ 19:33 その領域は、ヘレフおよびエロン・ベツァアナニムを中心として、アダミ・ネケブ、ヤブネエル、ラクムを経てヨルダン川に至り、
ヨシュ 19:34 西に向かうと、アズノト・タボル、そこからフコクに至る。このように、南はゼブルン領、西はアシェル領、東はヨルダン川のエフタに接する。
ヨシュ 19:35 砦の町は、ツィデム、ツェル、ハマト、ラカト、キネレト、
ヨシュ 19:36 アダマ、ラマ、ハツォル、
ヨシュ 19:37 ケデシュ、エドレイ、エン・ハツォル、
ヨシュ 19:38 イルオン、ミグダル・エル、ホレム、ベト・アナト、ベト・シェメシュなど十九の町とそれに属する村。
ヨシュ 19:39 以上がナフタリの人々の部族が氏族ごとに受け継いだ嗣業の土地であり、町村である。
◆ダン族
ヨシュ 19:40 ダンの人々の部族は氏族ごとに七番目のくじで割り当てを受けた。
ヨシュ 19:41 その嗣業の土地の領域は、ツォルア、エシュタオル、イル・シェメシュ、
ヨシュ 19:42 シャアラビン、アヤロン、イトラ、
ヨシュ 19:43 エロン、ティムナ、エクロン、
ヨシュ 19:44 エルテケ、ギベトン、バアラト、
ヨシュ 19:45 エフド、アゾル、ベネ・ベラク、ガト・リモン、
ヨシュ 19:46 メ・ヤルコン、ラコン、およびヤッファ周辺の地域であった。
ヨシュ 19:47 しかし、ダンの人々は領地を奪われた後、北上し、レシェムを攻めてこれを占領し、剣をもって住民を撃ち、そこを手に入れて、そこに住んだ。彼らは、先祖ダンの名に従って、レシェムをダンと呼んだ。
ヨシュ 19:48 以上がダンの人々の部族が氏族ごとに受け継いだ嗣業の土地であり、町村である。
◆相続地の配分を終わる
ヨシュ 19:49 境界線を定めて、土地の嗣業の配分が終わると、イスラエルの人々は自分たちの土地の中からヌンの子ヨシュアに嗣業の土地を贈った。
ヨシュ 19:50 主の命令に従って、ヨシュアの求めたエフライム山地の町ティムナト・セラを彼に贈った。ヨシュアは町を建てて、そこに住んだ。
ヨシュ 19:51 以上は、祭司エルアザル、ヌンの子ヨシュアおよびイスラエル諸部族の家長たちが、シロの臨在の幕屋の入り口で、主の前においてくじを引き、受け継いだ嗣業の土地である。土地の割り当ては、こうして終わった。