家庭礼拝 2022年8月17日ヨシュア記15:20-63ユダ族の町々16:1-10ヨセフの一族
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起
15章から18章まではカナンの地を12部族でどのように土地を割り当てていったかという話が続きます。ですから、地名と町の名前が羅列され、出来事の話はあまりありません。それで、今日学ぶ、15章のユダ族の町々はほとんど町の名前で埋め尽くされているので、聖書朗読もしないで、16章のみを聖書朗読しました。
ユダの領地は、下の地図にも示されるように。エルサレムから下のほうの山地と平地で、東は死海で西は海にまで達している広大な領地です。先週の話ではそこの割り当て地の中のヘブロンをカレブが割り当てられ、巨人と言われるアナク人を破って、その領地としました。それ以外にもたくさんのユダ部族の中の氏族がいて、その氏族にどの町を割り当てるかが書かれているのです。そしてネゲブの国境の町々や、山地の町々、荒れ野の町々などを各氏族に割り当てて決めていったのです。そしてその場所を占領するために戦い取って行ったのです。その中で最後に一つだけ変わった記述があります。
ユダ族の相続地は低地、山地、荒野が与えられましたが、15章63節には「エルサレムに住むエブス人を追い出すことができなかった」とあります。エルサレムは自然要塞の町でした。ですからなかなか攻め落とすことができなかったのです。それではいつエルサレムはイスラエルに征服されたのでしょうか。それは、後にその町はダビデによって征服されたのです。そして、いつしかエルサレムは全イスラエルの中心地となります。そしてエルサレムの一角はダビデの町と呼ばれるようになったのです。このように、カナンの約束の地は一挙に征服されて占領できたのではなく長い年月をかけて、征服していったのです。それでも昔からそこのエルサレムに住んでいたエブス人は追い出せなかったのです。そしてエブス人はユダの人々と共にエルサレムに住んで、今日に至っていると語られています。
承
次に16章ではヨセフ一族の話が出てきます。ヨセフというのは、あのヨセフ物語に出てくるエジプトの宰相にまでなったヨセフであり、その子孫たちすなわちマナセ族とエフライム族の話です。1節から3節です。
◆ヨセフの一族
ヨシュ 16:1 ヨセフの子孫がくじで割り当てられた領土は、エリコに近いヨルダン川、エリコの水の東から荒れ野を経て、山地を越えてベテルに至る。
ヨシュ 16:2 そこからルズ、アルキ人の領地アタロトを経て、
ヨシュ 16:3 西に下り、ヤフレト人の領地から下ベト・ホロンの地境、更にゲゼルを過ぎ、海に達する。
占領した土地の割り当ては12部族、すなわち、ヤコブの子供たちになされるのですが、そのうちレビ族だけは祭司の仕事をするので土地の割り当てはありません。それに対して、ヨセフはもう死んでしまっているのでその子供、すなわちヤコブの孫にあたるマナセとエフライムに対して与えられるのです。それは、このヨセフの子孫が特に多かったからのようでもあります。マナセに対しては、ヨルダン川の東側にマナセの半部族に与えられた土地があり、残りの半部族は西側にも与えられるのです。さらにエフライムにも与えられるのですから、割り当てで言えばほかの部族の3倍の割り当てをもらうことになるのです。そのヨセフの子孫すなわち、マナセとエフライムに与えられた領土は、エリコやイスラエルのあたりの領土を東はヨルダン川から西は海に至るまで、を与えられたのです。その広大な領土を、マナセの半部族とエフライムが分け合っているのです。このヨセフの子孫が割り当てられた領土は、籤で割り当てられたのであって、それに不満を持つ者はいませんでした。それは神様の御心だったからです。神様がすべてを整えられていたからです。
転
次はエフライムの領土の話になります。4節から8節です。
ヨシュ 16:4 ヨセフの子ら、マナセとエフライムは嗣業の土地を受け継いだ。
ヨシュ 16:5 エフライムの子孫が氏族ごとに得た領域は次のとおりである。その嗣業の土地の境は、東のアトロト・アダルから上ベト・ホロンを経て、
ヨシュ 16:6 西へ向かう。北境は、ミクメタトから東へ曲がり、タアナト・シロを経てヤノハの東に出、
ヨシュ 16:7 そこからアタロト、ナアラ、エリコを経てヨルダン川に達する。
ヨシュ 16:8 西境はタプアからカナ川に沿い、海に達する。以上がエフライムの人々の部族が氏族ごとに受け継いだ嗣業の土地である。
エフライムの領土は、下の地図に示されたようになります。この領土をまたその子供たちの氏族が受け継いで領土としています。このエフライムの領土の南側は、ヨセフの弟ベニヤミンの領土ですが、あまり多くはありません。やはりヨセフの功績を考慮して、その子供のマナセとエフライムには多くの領土が与えられたのでしょうか。
ここにもちょっと変わった記述があります。異邦人をその領土から追い払わなかった話です。9節と10節です。
ヨシュ 16:9 このほか、マナセの人々の嗣業の土地の中にもエフライムの人々に配分された町々とそれに属する村があった。
ヨシュ 16:10 彼らがゲゼルに住むカナン人を追い出さなかったので、カナン人はエフライムと共にそこに住んで今日に至っている。ただし、彼らは強制労働に服している。
まず、領土は必ずしも線で引かれたように決められたわけではなくだいぶ入り組んでいました。エフライムの領土の町々は、マナセの土地の中にもあったことが記されています。同じ一族の中だから、それでも問題がなかったのかもしれません。その町の中にゲゼルという町があります。この町はエフライム山地から海に下った低地のほうにあります。ここはのちにペリシテ人が勢力を持つようになるのですが、そのゲゼルの町に住むカナン人を追い出さなかったという記述があります。そして、そのカナン人を奴隷のように強制労働に使っていて、この聖書の書かれた時代に至っているということです。神様はカナンを征服するときに、そこに住む異邦人を残してはいけないと命じていたのですが、このように、エルサレムにはエブス人が共に住むようになり、ゲゼルにはカナン人が奴隷として済むようになっていたのです。もっと前には、ギブオン人がイスラエルをだまして協定を結び、一緒に住むことができるようになりました。この様にイスラエルは必ずしも単一民族ではなくなってきたのです。
結
イスラエルが、カナンを征服して、その領土を12部族に割り当てるには、普通なら大変な争いになりそうな気がします。ですがその土地の割り当てを、この民族はくじで引いて、その嗣業と土地を受け取るのです。そこには人の多い少ないもあるし、功績の多い少ないもあったでしょうが、それらはすべて、神様の割り当てとして受け取られたのです。ここには神様に対する信仰があるのです。神様はすべてを整えられて、よきものとして与えてくださっているということです。自分の与えられた領土が多い少ないという不満の前に、すべては神様が、見通してよきものとして与えてくださっているという感謝があるのです。
(一分間黙想)(お祈り)
天の父なる神様。イスラエルはカナンの地を12部族に割り当てました。その割り当てにはくじを引いて行うというやり方でしたが、大きな問題もなく進められました。そこには神様が前もって整えられて、与えてくださっているという信仰があります。私たちの人生においてもいろいろなものが与えられ、多いだの少ないだのということの前に、神様から与えられたものを、感謝して受け取るならば、すべての人が満足いく解決になるのだと思います。どうか神様から与えられたものに不満を言うのではなく、いつも感謝して受け取ることができますように。例え人の目に欠けたものがあったとしても、神様はそのことも用いて恵みを与えられる方であることを信じることができますように。この祈りを、主イエス・キリストの御名によって、お祈りいたします。アーメン
<<聖書の箇所(旧約聖書:◇ヨシュア記)>>
ヨシュア記15:20-63ユダ族の町々
ここの聖書の箇所は地名と町の名前ばかりなので省略する。聖書朗読もしない。
ヨシュ 16:1 ヨセフの子孫がくじで割り当てられた領土は、エリコに近いヨルダン川、エリコの水の東から荒れ野を経て、山地を越えてベテルに至る。
ヨシュ 16:2 そこからルズ、アルキ人の領地アタロトを経て、
ヨシュ 16:3 西に下り、ヤフレト人の領地から下ベト・ホロンの地境、更にゲゼルを過ぎ、海に達する。
◆エフライム
ヨシュ 16:4 ヨセフの子ら、マナセとエフライムは嗣業の土地を受け継いだ。
ヨシュ 16:5 エフライムの子孫が氏族ごとに得た領域は次のとおりである。その嗣業の土地の境は、東のアトロト・アダルから上ベト・ホロンを経て、
ヨシュ 16:6 西へ向かう。北境は、ミクメタトから東へ曲がり、タアナト・シロを経てヤノハの東に出、
ヨシュ 16:7 そこからアタロト、ナアラ、エリコを経てヨルダン川に達する。
ヨシュ 16:8 西境はタプアからカナ川に沿い、海に達する。以上がエフライムの人々の部族が氏族ごとに受け継いだ嗣業の土地である。
ヨシュ 16:9 このほか、マナセの人々の嗣業の土地の中にもエフライムの人々に配分された町々とそれに属する村があった。
ヨシュ 16:10 彼らがゲゼルに住むカナン人を追い出さなかったので、カナン人はエフライムと共にそこに住んで今日に至っている。ただし、彼らは強制労働に服している。
