家庭礼拝 2022年7月6日 ヨシュア記 10:28-43 5人の王の征服(2)
起
今日の箇所は、先週の5人の王の征服の続きで、戦いだけの場面です。同じような戦いが繰り返されますので、話を省略しながら進めます。ですから、今日は短い話となります。今日の箇所は、5人の王が征服されてからのほかの王たちが征服されるまでの話です。先週も話しましたが、王国と言っても一つの町に一人の王様がいるようなもので、本当に小さな王国なのです。それがイスラエルの民によって、カナン中の王国が征服されて、カナンがイスラエルのものとなるのです。それは神様が指示された方法で征服されるのですが、人に対しては慈しみに満ちた神様なのですが、この先住民族に対しては熾烈を極めた徹底さをもって、滅ぼし尽くすのです。それはイスラエルに、異邦人の血や文化が混じらないようにその純潔を保つために、滅ぼし尽くしているのです。
承
ではどのように滅ぼし尽くしているのか、聖書から読んでみましょう。28節から30節です
ヨシュ 10:28 ヨシュアはその日、マケダを占領し、剣をもってその町と王を撃ち、住民を滅ぼし尽くして一人も残さなかった。マケダの王に対してもエリコの王と同じようにした。
ヨシュ 10:29 ヨシュアは全イスラエルを率いてマケダからリブナへ向かい、これを攻撃した。
ヨシュ 10:30 主がこの町も王もイスラエルの手に渡されたので、剣をもって町を撃ち、その住民を一人も残さなかった。リブナの王に対してもエリコの王と同じようにした。
マケダというのは5人の王が隠れていた洞穴のある場所です。この洞穴から5人の王は引き出され殺され木にかけられました。このマケダにも、別の王様がいたので、その日のうちにマケダを占領し、その町と王を打ち滅ぼして、一人も残さなかったのです。マケダの王に対してもエリコの王と同じようにしたと書かれていますが、エリコの王がどんな死に方をしたのかは書かれていません。ですが、アイの王も5人の王も撃ち殺されてから木にかけられ、そのあと捨て置かれるという死に方をしているので、このマケダの王もそのような死に方をしたと思います。
そのあと、ヨシュアはマケダからリブナへ向かい、これを攻めて占領し、その住民を一人も残さなかったのです。リブナの王もエリコの王と同じようにしたと書かれています。このように一つの町を攻めるたびに、主がこの町も王もイスラエルの手に渡されたので、という説明がついています。ヨシュアの働きによってではなく、それは主の働きによって、イスラエルの手に渡されたのです。
それからイスラエルは、ラキシュ、ゲゼル、ヘブロン、デビルと攻めていきますが、すべて主がその町も王もイスラエルの手に渡されたので、イスラエルはその町も人々も一人も残さず滅ぼし尽くし、王は殺した後、木にかけてつるし、そのあと死体を捨て置いておいたのです。
これらの町々は、死海の西側にある、エルサレムのある山岳地帯の主だった町々で、のちの南イスラエルに相当するカナン地方になります。このようにして、イスラエルはこの地方をどんどん攻めて占領していったのです。
イスラエルにとって、このカナンの小さな王国を滅ぼすのは比較的楽だったと思います。一つの町を滅ぼすだけですからそんなに苦労はないと思います。もしこのカナン地方一帯が一つの王国で、全部の町々が団結して、イスラエルに当たったら、こんなに簡単には滅ぼされなかったと思います。
転
ほかにもこの地方にはまだ先住民族がすんでいました。イスラエルはその人々に対しても徹底して、攻撃し滅ぼすのです。40節から41節です。
ヨシュ 10:40 ヨシュアは、山地、ネゲブ、シェフェラ、傾斜地を含む全域を征服し、その王たちを一人も残さず、息ある者をことごとく滅ぼし尽くした。イスラエルの神、主の命じられたとおりであった。
ヨシュ 10:41 ヨシュアは、カデシュ・バルネアからガザまで、ゴシェン地方一帯を経て、ギブオンまでを征服したのである。
ヨシュ 10:42 ヨシュアがただ一回の出撃でこれらの地域を占領し、すべての王を捕らえることができたのは、イスラエルの神、主がイスラエルのために戦われたからである。
ヨシュ 10:43 ヨシュアは全イスラエルを率いてギルガルの陣営に凱旋した。
ヨシュアがどこまでを征服したのかはあまりはっきりしません。エフライムの山地一帯を征服したのは間違いなさそうです。ですが、カディシュ・バルネアからガザを経てゴシェン地方一帯も征服したとなると、まるでエジプト近くまで、征服したのかと思ってしまいますが、カディシュ・バルネアもゴシェンもエジプトのほうの地名ではなく、この山岳地帯に同じような名前の町や地方があったようです。ですからイスラエルは死海の西側に連なる山地を傾斜地も含めて、征服したと考えてよいと思います。それもヨシュアがただ一回の出撃でこれらの地域を占領したというのですから、そんなに広い範囲ではないのです。いわゆるカナン地方一帯を占領したのです。イスラエルはすべての王ととらえることができ、すべての民を滅ぼし尽くし、本拠地のギルガルの陣営に凱旋しました。これができたのは、イスラエルの神、主がイスラエルのために戦われたからであるとここでも念を押すように書いてあります。
結
このようにして、イスラエルは破竹の勢いでこのカナン地方を攻め落とし、先住民族を皆殺しにし、すべての王を木にかけて殺したのです。これができたのはイスラエルの神、主がイスラエルのために戦われたからでした。神様が与えると約束された土地であり、神様がともに戦われたので、イスラエルの民は、恐れることなく、おののくことなく勇敢に戦って、約束の地を手に入れることができたのです。信じる者の力はそれほど強かったのです。
(一分間黙想)(お祈り)
天の父なる神様。イスラエルは決して強い軍勢ではありませんでしたが、神様の約束を信じ、神様の励ましを信じて勇敢に立ち向かい、約束の地を得ることができました。私たちも強い人間ではありませんが、能力に乏しいものですが、どうかあなたが約束されたものを固く信じて、勇敢に立ち向かい、約束されたものを受け取ることができますように、導いてください。
この祈りを、主イエス・キリストの御名によって、お祈りいたします。アーメン
<<聖書の箇所(旧約聖書:◇ヨシュア記)>>
ヨシュ 10:28 ヨシュアはその日、マケダを占領し、剣をもってその町と王を撃ち、住民を滅ぼし尽くして一人も残さなかった。マケダの王に対してもエリコの王と同じようにした。
ヨシュ 10:29 ヨシュアは全イスラエルを率いてマケダからリブナへ向かい、これを攻撃した。
ヨシュ 10:30 主がこの町も王もイスラエルの手に渡されたので、剣をもって町を撃ち、その住民を一人も残さなかった。リブナの王に対してもエリコの王と同じようにした。
ヨシュ 10:31 ヨシュアはイスラエルの全軍を率いて、リブナから更にラキシュへ向かい、陣を敷いてこれと戦った。
ヨシュ 10:32 主がラキシュをイスラエルの手に渡されたので、二日目には占領し、剣をもって町の住民をすべて撃ち、リブナと全く同じようにした。
ヨシュ 10:33 そのとき、ゲゼルの王ホラムがラキシュ救援に上って来たが、ヨシュアは彼とその軍をも撃って一人も残さなかった。
ヨシュ 10:34 ヨシュアは全イスラエルを率いて、ラキシュから更にエグロンへ向かい、陣を敷いてこれと戦い、
ヨシュ 10:35 その日のうちに占領し、剣をもって町を撃ち、全住民をその日のうちに滅ぼし尽くし、ラキシュと全く同じようにした。
ヨシュ 10:36 ヨシュアは更に、全イスラエルを率いてエグロンからヘブロンへ上り、これと戦って、
ヨシュ 10:37 占領し、剣をもって王と町全体を撃ち、全住民を一人も残さず、エグロンと全く同じようにした。彼はその町とその全住民を滅ぼし尽くした。
ヨシュ 10:38 ヨシュアは、全イスラエルを率いてデビルに引き返し、これと戦って、
ヨシュ 10:39 占領し、王を捕らえ、すべての町を占領した。剣をもって全住民を撃ち、滅ぼし尽くして一人も残さなかった。デビルとその王に対しても、ヘブロンやリブナとその王と同じようにした。
ヨシュ 10:40 ヨシュアは、山地、ネゲブ、シェフェラ、傾斜地を含む全域を征服し、その王たちを一人も残さず、息ある者をことごとく滅ぼし尽くした。イスラエルの神、主の命じられたとおりであった。
ヨシュ 10:41 ヨシュアは、カデシュ・バルネアからガザまで、ゴシェン地方一帯を経て、ギブオンまでを征服したのである。
ヨシュ 10:42 ヨシュアがただ一回の出撃でこれらの地域を占領し、すべての王を捕らえることができたのは、イスラエルの神、主がイスラエルのために戦われたからである。
ヨシュ 10:43 ヨシュアは全イスラエルを率いてギルガルの陣営に凱旋した。