家庭礼拝 2022年6月7日 ヨシュア記 7:1-26 アカンの罪

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起 

今日の聖書の話は、神への献納物の不正が、どれほどの罪に当たるかを思い知らされる話で、少しぞっとする話です。今日の主人公はイスラエルの民のアカンという人です。

イスラエルはエリコを破り、神のもとにあって、破竹の勢いでした。ですから、次のアイという地域を占領することはたやすいことだと思っていました。ところがその戦いに惨めにも負けてしまったのです。その原因が神様に捧げるべきものをイスラエルは盗み取り、自分のものにしたから負けたのだと神様がヨシュアに伝えたのです。そしてその者がどこに属するものであるか、籤で引いて、まず部族を特定し、次にその中からどの氏族に属するものであるかを籤で特定し、その氏族の中のどの家族のものであるかを特定し、そしてその中の一人の男子を特定したのです。

その人こそ、アカンであり、滅ぼすべきものを滅ぼさず、神に捧げるべきものを捧げなかったということで、家族もろとも石打ちの刑で殺されてしまうのです。その全財産は火につけられ、生きているものは息子も娘も牛、ロバ、羊もみな殺されたのです。このアカンがどのような人であるかの詳しい記述はありません。ただ、アカンは分捕りものの中に、美しいシンアルの上着と銀貨と金の延べ棒を見てほしくなったのです。もしかすると単なる出来心かもしれません。心がその誘惑に負けてしまったのです。きっとまだ若い男だったのだと思います。今でしたら、軽い刑罰で済むものですが、この当時は神のものを盗むということは死罪に当たり、石打ちの刑に当たったのです。しかも家族全員が死罪となるのです。ちょっと哀れな感じもします。

ですがこのアカンの罪のために、神様がイスラエルから離れてしまって、そのために戦に敗れて、多数の人が死んだのです。アカンの罪はアカンだけにとどまらず、イスラエル全体に災いをもたらしたのです。ですから石打ちの刑になるのです。

エリコを滅ぼすときに、神様はすべてのものを滅ぼし、金銀銅鉄だけはすべて神に捧げよと命じたのです。この神様の命じたことにアカンは従わなかったのです。それは自分の欲のためだけだったのです。アカンはもしかするといい人だったのかもしれませんが、その出来心の上に、神様の裁きは激しく落ちたのです。

さて、聖書ですが、エリコでの戦いの後、神様はイスラエルに対して、憤っておられました。一節です。

ヨシュ 7:1 イスラエルの人々は、滅ぼし尽くしてささげるべきことに対して不誠実であった。ユダ族に属し、彼の父はカルミ、祖父はザブディ、更にゼラへとさかのぼるアカンは、滅ぼし尽くしてささげるべきものの一部を盗み取った。主はそこで、イスラエルの人々に対して激しく憤られた。

 ここではイスラエルの人々となっていて、アカンだけではありません。もしかするともっと大勢の人々が、滅ぼし尽くすべきものを隠し持ち、捧げるべきものを隠し持って、神様に対して不誠実だったのかもしれません。ここではアカンがその罪を犯したとありますが、もしかすると、イスラエル全体の罪を籤を引いて、アカン一人の罪として、生け贄のようにされたのかもしれません。

 ところが、イスラエルがそのような神に対する罪を犯しているとは知らず、ヨシュアはエリコの次に、エリコの街よりも大きいアイの地方に攻め入ろうとしていました。2節から6節です。

ヨシュ 7:2 ヨシュアはエリコからアイへ数人の人を遣わし、「上って行って、あの土地を探れ」と命じた。アイはベテルの東、ベト・アベンの近くにあった。彼らは上って行ってアイを探り、

ヨシュ 7:3 ヨシュアのもとに帰って来て言った。「アイを撃つのに全軍が出撃するには及びません。二、三千人が行けばいいでしょう。取るに足りぬ相手ですから、全軍をつぎ込むことはありません。」

ヨシュ 7:4 そこで、民のうちから約三千の兵がアイに攻め上ったが、彼らはアイの兵士の前に敗退した。

ヨシュ 7:5 アイの兵士は、城門を出て石切り場まで追跡し、下り坂のところで彼らを撃ち、おおよそ三十六人を殺した。民の心は挫け、水のようになった。

ヨシュ 7:6 ヨシュアは衣服を引き裂き、イスラエルの長老たちと共に、主の箱の前で夕方まで地にひれ伏し、頭に塵をかぶった。

 ここでもエリコの時と同じように数人の斥候を使わしてアイを調べさせました。するとその斥候達は、帰ってきて、ヨシュアにこう報告したのです。「アイを撃つのに全軍が出撃するには及びません。二、三千人が行けばいいでしょう。取るに足りぬ相手ですから、全軍をつぎ込むことはありません。」この時イスラエルの人たちは、自分たちの力にうぬぼれていたのかもしれません。とるに足りぬ相手ですと言って、敵を軽く見ていました。ところが戦ってみると、惨敗だったのです。そのために民の心は挫け、水のようになったといいます。今まで、どんな敵に対しても勝てると思っていたのが、取るに足りぬ敵に負けてしまったのですから、一転して、もうこれではどんな敵にも負けてしまうと思ったに違いないのです。ヨシュアはこの報告を聞いて、衣服を引き裂き、イスラエルの長老たちと共に、主の箱の前で夕方まで地にひれ伏し、頭に塵をかぶった、とあります。よほどのショックで、神様のみ前にひれ伏して祈ったのです。

ヨシュアはとても弱気になってしまいました。神様から見捨てられている気がしたのです。そして祈ったのです。7節から9節です。

ヨシュ 7:7 ヨシュアは神に言った。「ああ、わが神、主よ。なぜ、あなたはこの民にヨルダン川を渡らせたのですか。わたしたちをアモリ人の手に渡して滅ぼすおつもりだったのですか。わたしたちはヨルダン川の向こうにとどまることで満足していたのです。

ヨシュ 7:8 主よ、イスラエルが敵に背を向けて逃げ帰った今となって、わたしは何と言えばいいのでしょう。

ヨシュ 7:9 カナン人やこの土地の住民は、このことを聞いたなら、わたしたちを攻め囲んで皆殺しにし、わたしたちの名を地から断ってしまうでしょう。あなたは、御自分の偉大な御名のゆえに、何をしてくださるのですか。」

 ヨシュアは、弱気になり、神様に対して愚痴を言うのです。どうしてヨルダン川を渡らせたのか、自分たちは川の向こう側でもよかったのにといったのです。そして川を渡って、自分たちを滅ぼすつもりなのかと神様に訴えたのです。一度負けたとなると、周りの民族は、皆攻め囲んでイスラエルを皆殺しにするでしょうと、嘆いたのです。イスラエルの民は、神様が付いてくださっていると信じているときはとても恐ろしい強い民族ですが、神様が助けてくれないかもしれないと思うと、もう何もできない弱い民族なのです。ただ恐ろしさのあまり震えているだけなのです。

 すると神様はヨシュアにこう言われたのです。10節から13節です。

ヨシュ 7:10 主はヨシュアに言われた。「立ちなさい。なぜ、そのようにひれ伏しているのか。

ヨシュ 7:11 イスラエルは罪を犯し、わたしが命じた契約を破り、滅ぼし尽くしてささげるべきものの一部を盗み取り、ごまかして自分のものにした。

ヨシュ 7:12 だから、イスラエルの人々は、敵に立ち向かうことができず、敵に背を向けて逃げ、滅ぼし尽くされるべきものとなってしまった。もし、あなたたちの間から滅ぼし尽くすべきものを一掃しないなら、わたしは、もはやあなたたちと共にいない。

ヨシュ 7:13 立って民を清め、『明日に備えて自分を聖別せよ』と命じなさい。イスラエルの神、主が、『イスラエルよ、あなたたちの中に滅ぼし尽くすべきものが残っている。それを除き去るまでは敵に立ち向かうことはできない』と言われるからである。

 神様はヨシュアに、イスラエルが敵に負けた理由を説明しました。それは、「イスラエルは罪を犯し、わたしが命じた契約を破り、滅ぼし尽くしてささげるべきものの一部を盗み取り、ごまかして自分のものにした。」という理由でした。だから敵に立ち向かうことができなかったのだというのです。だから立って民を清め、『明日に備えて自分を聖別せよ』と命じなさい、と言いました。そして、あなたたちの中に滅ぼし尽くすべきものを除き去るまで敵に立ち向かうことはできたいといったのです。イスラエルの罪を取り除かない限り、敵に勝つことはできないといったのです。

神様はヨシュアに、イスラエルの罪を取り除く方法を伝えました。そしてヨシュアはそれを実行したのです。神様はこういったのです。14節から18節です。

ヨシュ 7:14 明日の朝、あなたたちは部族ごとに進み出なさい。主の指摘を受けた部族は、氏族ごとに進み出なさい。主の指摘を受けた氏族は、家族ごとに進み出なさい。主の指摘を受けた家族の男子は、一人ずつ進み出なさい。

ヨシュ 7:15 滅ぼし尽くすべきものを持つ者がこうして、指摘されたなら、その人は財産もろとも火で焼き尽くされねばならない。彼は主の契約を破り、イスラエルにおいては愚かなことをしたからである。」

ヨシュ 7:16 翌朝、ヨシュアは早く起き、イスラエルを部族ごとに進み出させると、ユダ族が指摘を受けた。

ヨシュ 7:17 ユダの諸氏族を進み出させると、ゼラの氏族が指摘を受けた。ゼラの氏族の男子を一人ずつ進み出させると、ザブディ家が指摘を受けた。

ヨシュ 7:18 ザブディ家の男子を一人ずつ進み出させると、ユダ族のゼラ氏族に属するザブディ家のカルミの子アカンが指摘を受けた。

神様が命じた方法というのは、イスラエルの全部族から、その罪を犯した部族を神様が指摘をするというのです。どのような方法でやるかということはここには書かれていないのですが、それは籤を引くことなのです。そこで選ばれた部族の各氏族から、またくじを引いて一つの氏族を指摘するのです。このようにして、その氏族から家族が選ばれ、その家族の中から、一人の男子が選ばれるのです。実際にこのことをやった時にはまずユダ族が選ばれ、その中のゼラの士族が選ばれ、その中のザブディ家が選ばれ、その中のカミルの子アカンが選ばれたのです。

これが神様が、その罪を犯したものを見つけ出す方法だとしたらおかしいのです。神様はそのようなことをしなくてもわかっていたはずです。しかも一人ではないことも知っていたはずです。ですから、この籤で選ぶ方法は、イスラエルの中から、生贄として捧げられるものを選んだというほうが正しいでしょう。このように選ばれたものは、その家族もろともに、神に罪を犯したものとして処罰されるのです。みんなの罪を負って、死ぬことになるのです。

このように選ばれたアカンに対して、ヨシュアはその罪の告白を求めます。19節から23節です。

ヨシュ 7:19 ヨシュアがアカンに、「わたしの子よ。イスラエルの神、主に栄光を帰し、主をほめたたえ、あなたが何をしたのか包み隠さずわたしに告げなさい」と言うと、

ヨシュ 7:20 アカンはヨシュアに答えた。「わたしは、確かにイスラエルの神、主に罪を犯しました。わたしがしたことはこうです。

ヨシュ 7:21 分捕り物の中に一枚の美しいシンアルの上着、銀二百シェケル、重さ五十シェケルの金の延べ板があるのを見て、欲しくなって取りました。今それらは、わたしの天幕の地下に銀を下に敷いて埋めてあります。」

ヨシュ 7:22 ヨシュアの出した使いたちがアカンの天幕に走って行って見ると、果たして彼の天幕の中に、銀を下に敷いて地下に埋めてあった。

ヨシュ 7:23 彼らはそれを天幕から取り出して、ヨシュアとイスラエルのすべての人々のもとに運び、主の前にひろげた。

ここでは、型通りの裁判のようなことを行われ、その罪の告白とその証拠の確認が行われています。ですが私はこれはアカンがやったことではなく、イスラエル全体がやったことを、アカンがその罪を負っていることなのだと思っています。このようにして、神の前に罪あるものを裁き、神様のみ前で申し開きをして、イスラエル全体の罪を許してもらおうとしているのだと思います。裁くものも裁かれるものも、皆イスラエルのためだと思って、そのことを演じているのです。

その結果どうなったでしょうか。24節から26節です。

ヨシュ 7:24 ヨシュアはゼラの子アカンはもとより、銀、上着、金の延べ板、更に息子、娘、牛、ろば、羊、天幕、彼の全財産を取り押さえ、全イスラエルを率いてアコルの谷にそれらを運び、

ヨシュ 7:25 こう宣言した。「お前は何という災いを我々にもたらしたことか。今日は、主がお前に災いをもたらされる(アカル)。」全イスラエルはアカンに石を激しく投げつけ、彼のものを火に焼き、家族を石で打ち殺した。

ヨシュ 7:26 彼らは、アカンの上に大きな石塚を積み上げたが、それは今日まで残っている。主の激しい怒りはこうしてやんだ。このようなわけで、その場所の名はアコルの谷と呼ばれ、今日に至っている。

ヨシュアはアカンとアカンの全財産を取り押さえました。そして全イスラエルを率いてアコルの谷にそれを運んで、アカンとアカンの家族の息子や娘、そして牛やロバ羊なども含め天幕などの財産と一緒にそこに集めたのです。そして全イスラエルは、アカンに石を投げつけて、家族を石で撃ち殺し、財産には火をつけて燃やしたのです。これが本当にアカンの欲望による罪のために起こったことなら、神様に対する重大な犯罪として、石で撃ち殺されるのもしょうがないかもしれません。でももしかして、これが、イスラエル全体が犯した罪を一人でかぶって、死んでいったのだとすれば、それはイエスキリストが人々の罪を負って死んでいった姿に重なってくるのです。この話を見ていると、妙に切ない気持ちになってきます。イスラエルのカナン征服にはこのような出来事もあったのです。

 イスラエルはヨルダン川を渡り、エリコで圧倒的な勝利を収めました。ところがそこでイスラエルは罪を犯しました。神様が滅ぼし尽くすように言ったものを滅ぼさず、神殿に捧げるように言ったものを捧げないで自分のものとして、神のものを盗んだ罪に問われたのです。そのために籤で神様の託宣を聞いた結果、アカンがその罪びとであるということになりました。アカンはその罪を認めて家族もろとも石打ちの刑となって死んだのです。この話がどこまでその通りなのかはわかりませんが、アカンがその罪を問われて死んだのは確かです。イスラエルは思い高ぶってしまったのです。そのために罪を犯し、神様の助けを失って、アイとの戦いに敗れてしまって自信喪失となったのです。そこから回復するために、神に背いたものの処罰が必要だったのです。罪を犯したものの贖いのためには誰かが犠牲になる必要があったのです。イエスキリストがそうであったように。

 

(一分間黙想)(お祈り)

天の父なる神様。イスラエルは神様の助けを失えばなんと弱くもろいのでしょうか。罪を犯せば神様の助けを受けることはできません。その罪の贖いのために命の代価が必要だったのです。私たちもまた、いつ罪を犯し、あなたの助けを失うかわからないものです。どうかそのような罪を犯すことなく、あなたと共に歩んで、大いなる栄光のもとに生きていくことができますように。イエスキリストは私たちの罪の贖いのために死んでくださいました。どうかそのことを忘れることがありませんように。この祈りを、主イエス・キリストの御名によって、お祈りいたします。アーメン

 

<<聖書の箇所(旧約聖書:◇ヨシュア記)>>  

 

◆アカンの罪

ヨシュ 7:1 イスラエルの人々は、滅ぼし尽くしてささげるべきことに対して不誠実であった。ユダ族に属し、彼の父はカルミ、祖父はザブディ、更にゼラへとさかのぼるアカンは、滅ぼし尽くしてささげるべきものの一部を盗み取った。主はそこで、イスラエルの人々に対して激しく憤られた。

ヨシュ 7:2 ヨシュアはエリコからアイへ数人の人を遣わし、「上って行って、あの土地を探れ」と命じた。アイはベテルの東、ベト・アベンの近くにあった。彼らは上って行ってアイを探り、

ヨシュ 7:3 ヨシュアのもとに帰って来て言った。「アイを撃つのに全軍が出撃するには及びません。二、三千人が行けばいいでしょう。取るに足りぬ相手ですから、全軍をつぎ込むことはありません。」

ヨシュ 7:4 そこで、民のうちから約三千の兵がアイに攻め上ったが、彼らはアイの兵士の前に敗退した。

ヨシュ 7:5 アイの兵士は、城門を出て石切り場まで追跡し、下り坂のところで彼らを撃ち、おおよそ三十六人を殺した。民の心は挫け、水のようになった。

ヨシュ 7:6 ヨシュアは衣服を引き裂き、イスラエルの長老たちと共に、主の箱の前で夕方まで地にひれ伏し、頭に塵をかぶった。

ヨシュ 7:7 ヨシュアは神に言った。「ああ、わが神、主よ。なぜ、あなたはこの民にヨルダン川を渡らせたのですか。わたしたちをアモリ人の手に渡して滅ぼすおつもりだったのですか。わたしたちはヨルダン川の向こうにとどまることで満足していたのです。

ヨシュ 7:8 主よ、イスラエルが敵に背を向けて逃げ帰った今となって、わたしは何と言えばいいのでしょう。

ヨシュ 7:9 カナン人やこの土地の住民は、このことを聞いたなら、わたしたちを攻め囲んで皆殺しにし、わたしたちの名を地から断ってしまうでしょう。あなたは、御自分の偉大な御名のゆえに、何をしてくださるのですか。」

ヨシュ 7:10 主はヨシュアに言われた。「立ちなさい。なぜ、そのようにひれ伏しているのか。

ヨシュ 7:11 イスラエルは罪を犯し、わたしが命じた契約を破り、滅ぼし尽くしてささげるべきものの一部を盗み取り、ごまかして自分のものにした。

ヨシュ 7:12 だから、イスラエルの人々は、敵に立ち向かうことができず、敵に背を向けて逃げ、滅ぼし尽くされるべきものとなってしまった。もし、あなたたちの間から滅ぼし尽くすべきものを一掃しないなら、わたしは、もはやあなたたちと共にいない。

ヨシュ 7:13 立って民を清め、『明日に備えて自分を聖別せよ』と命じなさい。イスラエルの神、主が、『イスラエルよ、あなたたちの中に滅ぼし尽くすべきものが残っている。それを除き去るまでは敵に立ち向かうことはできない』と言われるからである。

ヨシュ 7:14 明日の朝、あなたたちは部族ごとに進み出なさい。主の指摘を受けた部族は、氏族ごとに進み出なさい。主の指摘を受けた氏族は、家族ごとに進み出なさい。主の指摘を受けた家族の男子は、一人ずつ進み出なさい。

ヨシュ 7:15 滅ぼし尽くすべきものを持つ者がこうして、指摘されたなら、その人は財産もろとも火で焼き尽くされねばならない。彼は主の契約を破り、イスラエルにおいては愚かなことをしたからである。」

ヨシュ 7:16 翌朝、ヨシュアは早く起き、イスラエルを部族ごとに進み出させると、ユダ族が指摘を受けた。

ヨシュ 7:17 ユダの諸氏族を進み出させると、ゼラの氏族が指摘を受けた。ゼラの氏族の男子を一人ずつ進み出させると、ザブディ家が指摘を受けた。

ヨシュ 7:18 ザブディ家の男子を一人ずつ進み出させると、ユダ族のゼラ氏族に属するザブディ家のカルミの子アカンが指摘を受けた。

ヨシュ 7:19 ヨシュアがアカンに、「わたしの子よ。イスラエルの神、主に栄光を帰し、主をほめたたえ、あなたが何をしたのか包み隠さずわたしに告げなさい」と言うと、

ヨシュ 7:20 アカンはヨシュアに答えた。「わたしは、確かにイスラエルの神、主に罪を犯しました。わたしがしたことはこうです。

ヨシュ 7:21 分捕り物の中に一枚の美しいシンアルの上着、銀二百シェケル、重さ五十シェケルの金の延べ板があるのを見て、欲しくなって取りました。今それらは、わたしの天幕の地下に銀を下に敷いて埋めてあります。」

ヨシュ 7:22 ヨシュアの出した使いたちがアカンの天幕に走って行って見ると、果たして彼の天幕の中に、銀を下に敷いて地下に埋めてあった。

ヨシュ 7:23 彼らはそれを天幕から取り出して、ヨシュアとイスラエルのすべての人々のもとに運び、主の前にひろげた。

ヨシュ 7:24 ヨシュアはゼラの子アカンはもとより、銀、上着、金の延べ板、更に息子、娘、牛、ろば、羊、天幕、彼の全財産を取り押さえ、全イスラエルを率いてアコルの谷にそれらを運び、

ヨシュ 7:25 こう宣言した。「お前は何という災いを我々にもたらしたことか。今日は、主がお前に災いをもたらされる(アカル)。」全イスラエルはアカンに石を激しく投げつけ、彼のものを火に焼き、家族を石で打ち殺した。

ヨシュ 7:26 彼らは、アカンの上に大きな石塚を積み上げたが、それは今日まで残っている。主の激しい怒りはこうしてやんだ。このようなわけで、その場所の名はアコルの谷と呼ばれ、今日に至っている。