家庭礼拝 2022年4月6日 出エジプト記 39:1-43 アロンの祭服

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今日の聖書の個所は祭服についてです。小見出しは次のようになっています。

◆アロンの祭服

◆エフォド

◆胸当て

◆上着

◆その他の衣服

◆幕屋建設の準備完了

最後の小見出しが、幕屋建設の準備完了となっているように、この衣服を作り終えてすべてが完了するのです。ここに書かれていることは、神様がモーセに命じたときのことが、28章に同じことが書かれており、すでに説明しているので、繰り返しになるので、ここではあまり触れません。ここで特に取り上げるべき言葉は「主がモーセに命じられた通り」という言葉がこの章だけで、10回も語られているのです。今までもここの幕屋建設の話が、しつこいくらいに神様が命じた言葉を繰り返し語っているのは、イスラエル人たちが、いかに神様の言葉を守って幕屋建設を行ったかを示すために、あえて繰り返しているのだと話してきましたが、この39章の祭服の個所では、それが特別に強調されて、10回も出てくるのです。その内容よりも、いかに神様の言葉を守って作ったかが強調されているのです。今日は、そのようなところを注意しながら読んでいきたいと思います。

最初はアロンの祭服についてです。早速「主がモーセに命じられた通り」という言葉が出てきます。

◆アロンの祭服

出 39:1 彼らは主がモーセに命じられたとおり、青、紫、緋色の毛糸を使って、聖所で仕えるために織った衣服を作った。すなわち、アロンの祭服を作った。

 このようにアロンの祭服は主がモーセに命じられたとおりの毛糸を使って、アロンの祭服が作られたのです。詳しく書かれているのは28章の方で、個々の39章では少し簡略化されているようです。28章ではアロンのための祭服は、胸当て、エフォド、上着、格子縞の長い服、ターバン、飾り帯となっており、これが一式でアロンの祭服となっています。ここの39章では、胸当て、エフォド、上着については詳しく書かれていますが、あとは軽く流しています。

 そのアロンの祭服の中で最初に書かれているのはエフォドです。エフォドというのは上着の上に着る、きらびやかな色の模様のついた豪華なエプロンのようなものです。2節から7節です。

◆エフォド

出 39:2 エフォドは金、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使って作った。

出 39:3 すなわち、金を延ばし、金箔を作って細い糸にし、これを青、紫、緋色の毛糸、および亜麻糸の中に織り込んで意匠家の描いた模様を作り、

出 39:4 その両端に肩ひもを付けた。

出 39:5 付け帯は、主がモーセに命じられたとおり、エフォドと同じように、金、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使って作った。

出 39:6 彼らは、イスラエルの子らの名を印章に彫るように彫りつけたラピス・ラズリの回りに、金で縁取りをし、

出 39:7 それを、主がモーセに命じられたとおり、それぞれエフォドの肩ひもに付け、イスラエルの子らのための記念の石とした。

 ここでは、先ほどの「主がモーセに命じられた通り」という言葉が5節と7節にあり、2回も用いられています。大事なものだからこそ、二回も命じられたとおりに作ったことを強調しているのです。このエフォドがきらびやかなのは金、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使って作られており、金の糸は、金箔を細い糸にして縫い付けているのですから本当にむくの金の糸であって、金色の糸ではないのです。

 次に胸当てについて書かれています。先ほどのエフォドと、この胸当てが祭司の飾りのようなもので、特に胸当てには、いろいろな宝石によって、12部族を表して、飾り付けた勲章のようにつけられているのです。部族一つ一つが宝石のように大切なものであることを表しているようです。8節から21節です。

◆胸当て

出 39:8 次に、金、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使って、エフォドと同じように、意匠家の描いた模様の胸当てを織った。

出 39:9 それは、縦横それぞれ一ゼレトの真四角なものとし、二重にした。

出 39:10 それに宝石を四列に並べて付けた。第一列ルビートパーズエメラルド

出 39:11 第二列ざくろ石サファイアジャスパー

出 39:12 第三列オパールめのう紫水晶

出 39:13 第四列藍玉ラピス・ラズリ碧玉/これらの宝石を並べたものの回りに金で縁取りした。

出 39:14 これらの宝石はイスラエルの子らの名を表して十二個あり、それぞれの宝石には、十二部族に従ってそれぞれの名が印章に彫るように彫りつけられた。

出 39:15 次に、組みひも状にねじった純金の鎖を作り、胸当てに付けた。

出 39:16 更に、金の縁取り細工二個と金環二個を作り、二本の金の鎖を胸当ての両端に、

出 39:17 すなわち、二本の金の鎖をそれぞれ胸当ての端の二個の金環に通し、

出 39:18 二本の鎖の両端を金の縁取り細工に結び付け、エフォドの肩ひもの外側に取り付けた。

出 39:19 また、別の二個の金環を作って、おのおのを胸当ての下の端、つまりエフォドと接するあたりの裏側に取り付けた。

出 39:20 更に、別の二個の金環を作り、それを二本のエフォドの肩ひもの下、すなわち、エフォドの付け帯のすぐ上、そのつなぎ目のあたりの外側に取り付けた。

出 39:21 胸当ては、主がモーセに命じられたとおり、その環とエフォドの環を青いねじりひもで結び、それがエフォドの付け帯の上に来るようにし、胸当てがエフォドからはずれないようにした。

 ここに書かれているように、この胸当てにはいろいろな宝石が、それぞれ付けられるべき位置が指定されて、つけられており、その宝石には12部族の名が掘りつけられているのです。きっとその石が選ばれた理由や位置に関してもいろいろな説があるのだと思います。ここでもその最後の21節に「主がモーセに命じられた通り」という言葉が使われ、神様が言われたことに忠実に作ったことが語られています。

 次には上着のことが書かれています。この上着は飾りというよりも上等な服という感じです。その上にエフォドや胸当てをつけたのです。22節から26節です。

◆上着

出 39:22 また、エフォドと共に着る、縁取りをした上着を青一色の布で作った。

出 39:23 その上着の真ん中に穴をあけ、そのへりは革の鎧の襟のようにして破れないようにした。

出 39:24 上着の裾の回りには、青、紫、緋色の毛糸のより糸でねじったざくろの飾りを付けた。

出 39:25 また、純金の鈴を作って、それを上着の裾の回りのざくろの飾りの間に付けた。

出 39:26 鈴の次にざくろの飾り、鈴の次にざくろの飾りと、上着の裾の回りに付けた。これは、主がモーセに命じられたとおりに仕えるためであった。

 アロンの着る祭司の上着は他の祭司のものとは違っていました。ほかの人は亜麻の糸で織られた白っぽい服でしたが、アロンの着る上着は青一色でした。これが大祭司の着る上着となるのです。この上着は一枚の布でできており、真ん中に頭を通す穴があってそのヘリは皮で補強されてあったのです。横は特に縫い合わせるようには書いていないので、あとはうまくまとめて帯で縛ったのかもしれません。この上着の裾には鈴が付けられ大祭司が歩いてくると、その鈴の音でわかるようにし、失礼のないようにしていたのです。

 ここでも最後の26節に、「主がモーセに命じられた通り」という言葉が出てきて、祭司の着る服装もまた、神さまのみ言葉通りに作られたものであることが、強調されています。

このように一つ一つを、神様がモーセに命じられたとおりに作って準備してきました。そしてその準備が完了して、モーセによる最終点検が行われます。32節から43節です。

◆幕屋建設の準備完了

出 39:32 幕屋、つまり臨在の幕屋の作業はすべて完了した。イスラエルの人々は主がモーセに命じられたとおり、すべてそのとおり行った。

出 39:33 彼らは幕屋をモーセのもとに運んで来た。すなわち、天幕とすべての祭具、壁板、留め金、横木、柱、台座、

出 39:34 赤く染めた雄羊の毛皮の覆い、じゅごんの皮の覆い、至聖所の垂れ幕、

出 39:35 掟の箱と棒、贖いの座、

出 39:36 机、およびそのすべての祭具と供えのパン、

出 39:37 純金の燭台とともし火皿、すなわち一列に並べるともし火皿、およびそのすべての祭具と灯油、

出 39:38 金の祭壇、聖別の油、香草の香、天幕の入り口の幕、

出 39:39 青銅の祭壇と青銅の格子、棒とそのすべての祭具、洗盤と台、

出 39:40 庭の幔幕、その柱と台座、庭の入り口の幕、綱と杭、および臨在の幕屋で行われる幕屋の務めに必要なすべての祭具、

出 39:41 聖所で仕えるために織った衣服、すなわち、祭司アロンのための祭服、およびその子らが祭司として仕えるための衣服を運んで来た。

出 39:42 イスラエルの人々は主がモーセに命じられたとおりに、すべての作業を行った。

出 39:43 モーセがそのすべての仕事を見たところ、彼らは主が命じられたとおり、そのとおり行っていたので、モーセは彼らを祝福した。

 ここの小見出しの個所では、最初の32節と最後の43節に「主がモーセに命じられた通り」という言葉が書き込まれており、これで10回この言葉が繰り返されたことになります。これまでの話はこの幕屋を作る材料の話であり、この材料を使って、テントを張るようにこの幕屋を組み立てていくのです。この準備作業がすべて終わった時、イスラエルの人々はそれらの幕屋の材料をモーセのもとにもってきて、確かめさせたのです。これだけでも相当の量になると思います。移動するときには牛やロバやラクダなどに運ばせたとしても何頭に分割して運ばせたかわかりません。たいせつなものはみな人間が環にアカシアの棒を差し込んで、人力で運んでいったのです。モーセはそのすべての仕事を見て、彼らが主が命じられたとおり、そのとおり行っていたので、モーセは彼らを祝福した、と書かれています。これで準備は完了しました。後は組み立てて、実際にいけにえを捧げて、祭司たちがその祭りを取り仕切るだけです。

この幕屋建設の準備の材料作りには何度も何度も、「主がモーセに命じられた通り」に作られたことが書かれており、モーセもその材料が、「主がモーセに命じられた通り」に作られていることを確認しました。幕屋は主がモーセに命じられたとおりのものでなければならなかったのです。それに足すことも引くこともなかったのです。神様の命じられたものに対して、それよりもこのようにした方がもっといいのではないのかと考えることは、人間的な思いにとらわれたことであり、決してそれが最善のことではないのです。神様が命じられたとおりにすることが最善であることをイスラエルの人々もみな理解していたのです。

 

(一分間黙想)(お祈り)

天の父なる神様。私たちは自分の思いでこの方がいい、こうでなければならないと考えますが、神様の命じられることは私たちの思いと違ったものであるかもしれません。ですが私たちは自分の思いをむなしくして、神様が命じられるとおりにすることが最善であると考えてそれに従うことが大切なのです。どうか私たちの思いにとらわれることなく、あなたの指し示すとおりに行うことが出来ますように導いて下さい。謙遜になって、あなたの御心を受け入れて従わせてください。

この祈りを、主イエス・キリストの御名によって、お祈りいたします。アーメン

 

 

<<聖書の箇所(旧約聖書:◇出エジプト記)>>  

◆アロンの祭服

出 39:1 彼らは主がモーセに命じられたとおり、青、紫、緋色の毛糸を使って、聖所で仕えるために織った衣服を作った。すなわち、アロンの祭服を作った。

◆エフォド

出 39:2 エフォドは金、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使って作った。

出 39:3 すなわち、金を延ばし、金箔を作って細い糸にし、これを青、紫、緋色の毛糸、および亜麻糸の中に織り込んで意匠家の描いた模様を作り、

出 39:4 その両端に肩ひもを付けた。

出 39:5 付け帯は、主がモーセに命じられたとおり、エフォドと同じように、金、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使って作った。

出 39:6 彼らは、イスラエルの子らの名を印章に彫るように彫りつけたラピス・ラズリの回りに、金で縁取りをし、

出 39:7 それを、主がモーセに命じられたとおり、それぞれエフォドの肩ひもに付け、イスラエルの子らのための記念の石とした。

◆胸当て

出 39:8 次に、金、青、紫、緋色の毛糸、および亜麻のより糸を使って、エフォドと同じように、意匠家の描いた模様の胸当てを織った。

出 39:9 それは、縦横それぞれ一ゼレトの真四角なものとし、二重にした。

出 39:10 それに宝石を四列に並べて付けた。第一列ルビートパーズエメラルド

出 39:11 第二列ざくろ石サファイアジャスパー

出 39:12 第三列オパールめのう紫水晶

出 39:13 第四列藍玉ラピス・ラズリ碧玉/これらの宝石を並べたものの回りに金で縁取りした。

出 39:14 これらの宝石はイスラエルの子らの名を表して十二個あり、それぞれの宝石には、十二部族に従ってそれぞれの名が印章に彫るように彫りつけられた。

出 39:15 次に、組みひも状にねじった純金の鎖を作り、胸当てに付けた。

出 39:16 更に、金の縁取り細工二個と金環二個を作り、二本の金の鎖を胸当ての両端に、

出 39:17 すなわち、二本の金の鎖をそれぞれ胸当ての端の二個の金環に通し、

出 39:18 二本の鎖の両端を金の縁取り細工に結び付け、エフォドの肩ひもの外側に取り付けた。

出 39:19 また、別の二個の金環を作って、おのおのを胸当ての下の端、つまりエフォドと接するあたりの裏側に取り付けた。

出 39:20 更に、別の二個の金環を作り、それを二本のエフォドの肩ひもの下、すなわち、エフォドの付け帯のすぐ上、そのつなぎ目のあたりの外側に取り付けた。

出 39:21 胸当ては、主がモーセに命じられたとおり、その環とエフォドの環を青いねじりひもで結び、それがエフォドの付け帯の上に来るようにし、胸当てがエフォドからはずれないようにした。

◆上着

出 39:22 また、エフォドと共に着る、縁取りをした上着を青一色の布で作った。

出 39:23 その上着の真ん中に穴をあけ、そのへりは革の鎧の襟のようにして破れないようにした。

出 39:24 上着の裾の回りには、青、紫、緋色の毛糸のより糸でねじったざくろの飾りを付けた。

出 39:25 また、純金の鈴を作って、それを上着の裾の回りのざくろの飾りの間に付けた。

出 39:26 鈴の次にざくろの飾り、鈴の次にざくろの飾りと、上着の裾の回りに付けた。これは、主がモーセに命じられたとおりに仕えるためであった。

◆その他の衣服

出 39:27 また、アロンとその子らのために、縁取りをした亜麻の長い服、

出 39:28 亜麻のターバン、亜麻の美しいターバン、亜麻のより糸で織ったズボン、

出 39:29 亜麻のより糸で織った飾り帯、すなわち青、紫、緋色の毛糸を使ったつづれ織を作った。主がモーセに命じられたとおりであった。

出 39:30 また、純金の花模様の聖なる額当てを作り、その上に印章に彫るように「主の聖なる者」と彫った。

出 39:31 この額当てに青いねじりひもを付け、ターバンに当てて結んだ。主がモーセに命じられたとおりであった。

◆幕屋建設の準備完了

出 39:32 幕屋、つまり臨在の幕屋の作業はすべて完了した。イスラエルの人々は主がモーセに命じられたとおり、すべてそのとおり行った。

出 39:33 彼らは幕屋をモーセのもとに運んで来た。すなわち、天幕とすべての祭具、壁板、留め金、横木、柱、台座、

出 39:34 赤く染めた雄羊の毛皮の覆い、じゅごんの皮の覆い、至聖所の垂れ幕、

出 39:35 掟の箱と棒、贖いの座、

出 39:36 机、およびそのすべての祭具と供えのパン、

出 39:37 純金の燭台とともし火皿、すなわち一列に並べるともし火皿、およびそのすべての祭具と灯油、

出 39:38 金の祭壇、聖別の油、香草の香、天幕の入り口の幕、

出 39:39 青銅の祭壇と青銅の格子、棒とそのすべての祭具、洗盤と台、

出 39:40 庭の幔幕、その柱と台座、庭の入り口の幕、綱と杭、および臨在の幕屋で行われる幕屋の務めに必要なすべての祭具、

出 39:41 聖所で仕えるために織った衣服、すなわち、祭司アロンのための祭服、およびその子らが祭司として仕えるための衣服を運んで来た。

出 39:42 イスラエルの人々は主がモーセに命じられたとおりに、すべての作業を行った。

出 39:43 モーセがそのすべての仕事を見たところ、彼らは主が命じられたとおり、そのとおり行っていたので、モーセは彼らを祝福した。