家庭礼拝 2020年2月19日 創世記 20:1-18 ゲラル滞在
賛美歌1主イエスよ、われらに聖書朗読 祈り 奨励説教 一分黙想 全員祈り 主の祈り 賛美歌3扉を開きて
起
今日の聖書の個所は、アブラハムがソドムとゴモラが硫黄の火で焼かれて滅びるところを見た後の話になります。その時アブラハムはどこに住んでいたかというと、マムレの樫木と言う所に住んでいたのです。ここはエルサレムよりも南の山岳地帯で、ヘブロンの近くです。そこからアブラハムはゲラルというところに移動します。アブラハムは遊牧民なので、いつも場所を移動しながら生活しているのです。このゲラルというのはエルサレムからマムレの樫木の所までの距離をさらに南に同じくらい下ったところにある、カナンの一番南側に位置する場所なのです。死海の南端とおなくくらいの緯度です。
これらのソドムやゴモラやゲラルというのは昔からあった町です。10章にはノアの子孫とその領土のことが書かれていますが、19節には、「カナン人の領土は、シドンから南下して、ゲラルを経てガザ迄含み、さらに、ソドム、ゴモラ、アドマ、ツェボイを経て、ラシャまでを含んだ。」と書かれています。シドンとガザは地中海側の北と南の境界の町です。そして、カナンはヘルモン山から流れる川に沿ってできる湖のガリラヤ湖や死海の付近から西側がその領地となるのです。そして、エルサレムやヘブロンやアブラハムが移り住むゲラルはこの山岳地帯にある町で、ゲラルはその南の端にある街になります。当時は小さな町にも王様がいて支配していました。アブラハムはこのゲラルの、見知らぬ町に移り住んできたのです。
今日の聖書の個所では、アブラハムがゲラルに滞在していた時の話が書かれています。ここではゲラルの王アビメレクがサラの美しいのを見染めて、宮廷に召し入れ、側室にしようとするのですが、夢でこの王様に神様からのお告げがあって、直ちにあの人の妻を返しなさいと言われるのです。このアビメレクはアブラハムがサラのことを自分の妹だといったので、宮廷に召し入れたのですが、実は妻だったので、それは姦淫の罪を犯すことになり、そのために滅ぼされるというお告げだったのです。そこでアビメレクはアブラハムを呼んで、なんでこんなことをしたのかと問い詰めるのですが、実はこのような話は前にも聞いたことがあります。それは12章で、アブラハムがネゲブ地方にロトたちと一緒に住んでいた時に飢饉が起こり、エジプトに移り住んだ時のことです。アブラハムは、サラが美しいのを知っていたので、そのために、アブラハムが殺されて妻が奪われるかもしれないと思い、サラを妹だと偽っていました。当時サライと呼ばれていたサラはその美しさが評判になり、宮廷に召し入れられたのです。ところが主はアブラハムの妻サライのことで、宮廷の人々に恐ろしい病気にかからせたのです。エジプトの王ファラオは「あなたは私になんということをしたのか。なぜ、あの婦人は自分の妻だと言わなかったのか。なぜ、私の妹ですなどと言ったのか。だからこそ、私の妻として召し入れたのだ。さあ、あなたの妻を連れて、立ち去ってもらいたい。」と非難したのです。この話と今日のゲラルでの話はそっくりのところがあります。
でも今日のゲラルでの話にはちょっと無理なところがあります。というのも、この時サラはもう年老いて、月の物もなくなっており、御使いが来てイサクの出産を予言したときに、サラは年を取った自分に子供が生まれるはずがないと思ったのです。そのように年老いてからの話なのですが、このゲラルでの話はまるで若く美しいサラが、ゲラルの王様に召されていったような書き方になっているのです。聖書ではこのような、同じ話が繰り返し出てくることが良くあります。今日の話もそのような一つなのではないかと思います。そしてこのことの後で、イサクの誕生の話が続くのです。今日の話はその布石となるようです。
承
それでは聖書から今日の話を聞いてみましょう。1節と2節です。
創
20:1 アブラハムは、そこからネゲブ地方へ移り、カデシュとシュルの間に住んだ。ゲラルに滞在していたとき、
創
20:2 アブラハムは妻サラのことを、「これはわたしの妹です」と言ったので、ゲラルの王アビメレクは使いをやってサラを召し入れた。
アブラハムはここに書かれているように、今まで住んでいたマレムの樫木というところを離れて、ネゲブ地方のゲラルに滞在しました。その当時は女の人がきれいだと、その夫を殺してでも妻を自分の嫁にするようなことがよくあったのです。アブラハムと同じ信仰を持つ人たちにはそんなことをする人たちはいなかったので安心でしたが、このゲラルというところはどんな所かわからなかったので、アブラハムは危険を感じ、妻サラのことを「これは私の妹です」と言ったのです。すると案の定ゲラルの王アビメレクは使いをやって、サラを召し入れたのです。アブラハムはこれで命拾いをしたのですが、サラはどうなるでしょうか。
問題が起こったのはサラにではなく、王様のアビメレクにでした。3節から5節です。
創
20:3 その夜、夢の中でアビメレクに神が現れて言われた。「あなたは、召し入れた女のゆえに死ぬ。その女は夫のある身だ。」
創
20:4 アビメレクは、まだ彼女に近づいていなかったので、「主よ、あなたは正しい者でも殺されるのですか。
創
20:5 彼女が妹だと言ったのは彼ではありませんか。また彼女自身も、『あの人はわたしの兄です』と言いました。わたしは、全くやましい考えも不正な手段でもなくこの事をしたのです」と言った。
サラをアビメレクの宮殿に召し入れた日の夜でした。夢の中でアビメレクに神様が現れて、こう言うのです。「あなたは、召し入れた女のゆえに死ぬ。その女は夫のある身だ。」神様のこの言葉は、姦淫を許さない神様の言葉です。その女は夫のある身なので、その女と関係すればその罪のために、あなたは死ぬだろうというのです。これに対して、アビメレクは誠実に反論しました。というのも、アビメレクはまだ彼女に近づいていなかったからです。そしてこう言ったのです。「主よ、あなたは正しい者でも殺されるのですか。彼女が妹だと言ったのは彼ではありませんか。また彼女自身も、『あの人はわたしの兄です』と言いました。わたしは、全くやましい考えも不正な手段でもなくこの事をしたのです」
アビメレクは、自分は罪を犯してはいないと信じていました。ですから、主よ、あなたは正しいものも殺されるのですか、と言いました。これらのことを考えると、このアビメレクの信じる神様は、アブラハムの神様と同じかもしれません。さらにアビメレクは、「彼女が妹だと言ったのは彼ではありませんか。また彼女自身も、『あの人はわたしの兄です』と言いました。わたしは、全くやましい考えも不正な手段でもなくこの事をしたのです」このように反論したのです。アビメレクの主張は正しかったのです。それでは嘘をついたアブラハムがいけないのでしょうか。アブラハムはサラを妻ではなく妹だと言ったのですから。このことはいったいどうなるのでしょうか。
神様はアビメレクにこう言ったのです。6節から8節です。
創
20:6 神は夢の中でアビメレクに言われた。「わたしも、あなたが全くやましい考えでなしにこの事をしたことは知っている。だからわたしも、あなたがわたしに対して罪を犯すことのないように、彼女に触れさせなかったのだ。
創
20:7 直ちに、あの人の妻を返しなさい。彼は預言者だから、あなたのために祈り、命を救ってくれるだろう。しかし、もし返さなければ、あなたもあなたの家来も皆、必ず死ぬことを覚悟せねばならない。」
創
20:8 次の朝早く、アビメレクは家来たちを残らず呼び集め、一切の出来事を語り聞かせたので、一同は非常に恐れた。
神様はいったい何を言おうとしていたのでしょうか。神様は夢の中でアビメレクに、こういったのです。「わたしも、あなたが全くやましい考えでなしにこの事をしたことは知っている。だからわたしも、あなたがわたしに対して罪を犯すことのないように、彼女に触れさせなかったのだ。直ちに、あの人の妻を返しなさい。彼は預言者だから、あなたのために祈り、命を救ってくれるだろう。しかし、もし返さなければ、あなたもあなたの家来も皆、必ず死ぬことを覚悟せねばならない。」
すなわち神様は、アビメレクに、サラをアブラハムのもとに返しなさいということを言おうとしていたのです。というのも、サラはアブラハムの子孫を生み、神様の計画を実行する人だからです。そのサラに別の人の子を産ませるわけにはいかないのです。神様はアビメレクにあなたが全くやましい考えなしでしたことは知っているし、神様があなたに罪を犯させないようにしたのだと言い、だからサラをアブラハムに返しなさいと言いました。しかも、もし返さなければ、あなたもあなたの家来も皆、必ず死ぬと言ったのです。これは言葉は優しいですが、とてもきつい命令です。アビメレクはとても恐れました。そして、次の日の朝にアビメレクは家来たちを残らず呼び集めて、その夢の一切のことを語り聞かせたのです。すると一同は非常に恐れたとあります。神様の力を信じていたのです。
転
そのあとアビメレクはどうしたでしょうか。9節と10節です。
創
20:9 アビメレクはそれから、アブラハムを呼んで言った。「あなたは我々に何ということをしたのか。わたしがあなたにどんな罪を犯したというので、あなたはわたしとわたしの王国に大それた罪を犯させようとしたのか。あなたは、してはならぬことをわたしにしたのだ。」
創
20:10 アビメレクは更に、アブラハムに言った。「どういうつもりで、こんなことをしたのか。」
アビメレクは、家来たちも非常に恐れたのを受けて、これは確かだと思い、すぐにアブラハムを呼んでこう言いました。「あなたは我々に何ということをしたのか。わたしがあなたにどんな罪を犯したというので、あなたはわたしとわたしの王国に大それた罪を犯させようとしたのか。あなたは、してはならぬことをわたしにしたのだ。」アビメレクにすれば、神様から、亡ぼすぞと脅かされたのですから、怒るのは当然です。罪を犯したのはアブラハムの方なのです。ですから、あなたは我々になんということをしたのか、と怒ったのです。我々を亡ぼすつもりなのかと怒ったのです。そして、私があなたにどんな罪を犯したというので、あなたはわたしとわたしの王国に大それた罪を犯させようとしたのか。あなたは、してはならぬことをわたしにしたのだ、と問い詰めました。それもそのはずです、何も悪いことをしていないのに、危うく神様から、罪を犯すのかと言われて亡ぼされそうになったのですから。それも自分だけではなく、国中の者が亡ぼされそうになったのです。それは本当にしてはならないことだったのです。このアビメレクが、このことを真剣に受け止めたのは、まだソドムとゴモラが、神様によって滅ぼされたのが、記憶に新しかったからかもしれません。
「どういうつもりで、こんなことをしたのか。」というアビメレクの詰問に対して、アブラハムはこう答えました。11節から13節です。
創
20:11 アブラハムは答えた。「この土地には、神を畏れることが全くないので、わたしは妻のゆえに殺されると思ったのです。
創
20:12 事実、彼女は、わたしの妹でもあるのです。わたしの父の娘ですが、母の娘ではないのです。それで、わたしの妻となったのです。
創
20:13 かつて、神がわたしを父の家から離して、さすらいの旅に出されたとき、わたしは妻に、『わたしに尽くすと思って、どこへ行っても、わたしのことを、この人は兄ですと言ってくれないか』と頼んだのです。」
アブラハムはこのゲラルに来たのは初めてでした。ですからどんな土地なのかどんな考えを持っているのかわからず不安だったのです。ですからこう答えました。「この土地には、神を畏れることが全くないので、わたしは妻のゆえに殺されると思ったのです。」アブラハムの神様なら、姦淫してはならない、殺してはならないと教えているのですが、この土地では神様を恐れることがないと思って、私は妻の故に殺されると思ったというのです。この地の人がその妻と姦淫するために、アブラハムは殺されると思ったのです。ですがこの考えは間違っていました。アビメレクは神様の言葉を夢で聞いて信じ、その家来たちもその神様を非常に恐れたのです。アブラハムほどの信仰者でも不安になると、神様に聞くことなしに、馬鹿なことをしてしまうのです。そしてこんな言い訳もしたのです。「事実、彼女は、わたしの妹でもあるのです。わたしの父の娘ですが、母の娘ではないのです。それで、わたしの妻となったのです。かつて、神がわたしを父の家から離して、さすらいの旅に出されたとき、わたしは妻に、『わたしに尽くすと思って、どこへ行っても、わたしのことを、この人は兄ですと言ってくれないか』と頼んだのです。」驚いたことに、アブラハムとサラの関係は妻であり、妹でもあるので嘘ではないというのです。すなわち異母兄弟の妹ということになるのです。そしてその二人が結婚したので、近親結婚ということになります。今では法律で禁じられていますが、そんな法律のなかった時代では、ごく普通にあった結婚なのです。なかなか子供ができなかったことも、この近親結婚に起因しているのかもしれません。アブラハムはこのことを逆手にとって、さすらいの旅に出た時から、サラに『わたしに尽くすと思って、どこへ行っても、わたしのことを、この人は兄ですと言ってくれないか』と頼んでいたのです。これがアブラハムの人間的な弱さだったのです。それでも神様は、このアブラハムを用いて、その子孫を増やし、祝福し、その信仰を広めていったのです。しかしその話が嘘ではないにしても、アビメレクをだますことになるのは事実です。
アブラハムのこの告白を受けて、アビメレクはどうしたでしょうか。14節から18節です。
創
20:14 アビメレクは羊、牛、男女の奴隷などを取ってアブラハムに与え、また、妻サラを返して、
創
20:15 言った。「この辺りはすべてわたしの領土です。好きな所にお住まいください。」
創
20:16 また、サラに言った。「わたしは、銀一千シェケルをあなたの兄上に贈りました。それは、あなたとの間のすべての出来事の疑惑を晴らす証拠です。これであなたの名誉は取り戻されるでしょう。」
創
20:17 アブラハムが神に祈ると、神はアビメレクとその妻、および侍女たちをいやされたので、再び子供を産むことができるようになった。
創
20:18 主がアブラハムの妻サラのゆえに、アビメレクの宮廷のすべての女たちの胎を堅く閉ざしておられたからである。
結局はサラをアブラハムに返すことになるのですが、いろいろなお土産を与えたのです。それは、羊、牛、男女の奴隷などを取ってアブラハムに与え「この辺りはすべてわたしの領土です。好きな所にお住まいください。」と言ったのです。そしてサラにはこう言いました。「わたしは、銀一千シェケルをあなたの兄上に贈りました。それは、あなたとの間のすべての出来事の疑惑を晴らす証拠です。これであなたの名誉は取り戻されるでしょう。」アビメレクは、姦淫していない証明として、アブラハムに銀一千シェケルを与えたと言います。これがどうして、その証明になるのかはわかりませんが、非常な犠牲を払ってでも証明したということになるのかと思います。それは神様に許してもらうためと言ってもいいのかもしれません。それに対して、アブラハムは神様に祈りました。すると、神様はアビメレクとその妻、および侍女たちをいやされたので、再び子供を産むことができるようになった、と言います。もしかするとアビメレクは子孫を増やすために、その子宝を得るためにサラを召したのかもしれません。この侍女たちというのも側室たちなのだと思います。アブラハムの祈りによって、アビメレクの妻も側室も再び子を産むことができるようになったというのです。アビメレクは再び子孫を増やすことができるようになったのです。このこともまたすべて神様の計画だったのです。
結
今日の聖書の個所はイサクが生まれる前の前触れのような、不思議な個所です。本来なくてもよいような個所のような気もします。ですが、イサクが生まれるのも、アビメレクの妻や側室たちが子供を産むのもすべて神様の計画のもとにあることを示すためにここに入れられたのだと思います。そしてここではアブラハムの役割は決してかっこよいものではありません。恐れと不安のために、こざかしい理屈を作って自分の命だけを救おうとし、また、神様との約束を忘れて、サラを宮廷に差し出し、そのために多くの人の命を危険にさらしたのです。ですが、そのようなアブラハムであっても、神様は神様の計画の実現のために、アブラハムとサラを用いて、歴史は動いていくのです。この後は、アブラハムの子孫が繁栄していくのです。
(一分間黙想)(お祈り)
天の父なる神様、あなたの計画は私たちの人知をはるかに超えて実現します。私たちはただ恐れずにそのことを、心から受け入れてあなたに従うものでありますように。私たちの恐れや不安は、自分勝手な考えへと向かわせます。何よりも第一にあなたに尋ね、あなたの解決が与えられますように導いてください。アビメレク達にも子供が与えられ、アブラハムとサラにも子供が与えられます。あなたの計画は不思議なものです。どうかあなたを信じて歩ませてください。
この祈りを、主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン
<<聖書の箇所(旧約聖書:◇創世記)>>
◆ゲラル滞在
創
20:1 アブラハムは、そこからネゲブ地方へ移り、カデシュとシュルの間に住んだ。ゲラルに滞在していたとき、
創
20:2 アブラハムは妻サラのことを、「これはわたしの妹です」と言ったので、ゲラルの王アビメレクは使いをやってサラを召し入れた。
創
20:3 その夜、夢の中でアビメレクに神が現れて言われた。「あなたは、召し入れた女のゆえに死ぬ。その女は夫のある身だ。」
創
20:4 アビメレクは、まだ彼女に近づいていなかったので、「主よ、あなたは正しい者でも殺されるのですか。
創
20:5 彼女が妹だと言ったのは彼ではありませんか。また彼女自身も、『あの人はわたしの兄です』と言いました。わたしは、全くやましい考えも不正な手段でもなくこの事をしたのです」と言った。
創
20:6 神は夢の中でアビメレクに言われた。「わたしも、あなたが全くやましい考えでなしにこの事をしたことは知っている。だからわたしも、あなたがわたしに対して罪を犯すことのないように、彼女に触れさせなかったのだ。
創
20:7 直ちに、あの人の妻を返しなさい。彼は預言者だから、あなたのために祈り、命を救ってくれるだろう。しかし、もし返さなければ、あなたもあなたの家来も皆、必ず死ぬことを覚悟せねばならない。」
創
20:8 次の朝早く、アビメレクは家来たちを残らず呼び集め、一切の出来事を語り聞かせたので、一同は非常に恐れた。
創
20:9 アビメレクはそれから、アブラハムを呼んで言った。「あなたは我々に何ということをしたのか。わたしがあなたにどんな罪を犯したというので、あなたはわたしとわたしの王国に大それた罪を犯させようとしたのか。あなたは、してはならぬことをわたしにしたのだ。」
創
20:10 アビメレクは更に、アブラハムに言った。「どういうつもりで、こんなことをしたのか。」
創
20:11 アブラハムは答えた。「この土地には、神を畏れることが全くないので、わたしは妻のゆえに殺されると思ったのです。
創
20:12 事実、彼女は、わたしの妹でもあるのです。わたしの父の娘ですが、母の娘ではないのです。それで、わたしの妻となったのです。
創
20:13 かつて、神がわたしを父の家から離して、さすらいの旅に出されたとき、わたしは妻に、『わたしに尽くすと思って、どこへ行っても、わたしのことを、この人は兄ですと言ってくれないか』と頼んだのです。」
創
20:14 アビメレクは羊、牛、男女の奴隷などを取ってアブラハムに与え、また、妻サラを返して、
創
20:15 言った。「この辺りはすべてわたしの領土です。好きな所にお住まいください。」
創
20:16 また、サラに言った。「わたしは、銀一千シェケルをあなたの兄上に贈りました。それは、あなたとの間のすべての出来事の疑惑を晴らす証拠です。これであなたの名誉は取り戻されるでしょう。」
創
20:17 アブラハムが神に祈ると、神はアビメレクとその妻、および侍女たちをいやされたので、再び子供を産むことができるようになった。
創
20:18 主がアブラハムの妻サラのゆえに、アビメレクの宮廷のすべての女たちの胎を堅く閉ざしておられたからである。