家庭礼拝 2019年9月18日 創世記 4:1-26 カインとアベル

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起 

 今日の聖書の個所はカインとアベルと言う兄弟の有名な話です。アダムとエバにはその子供に二人の兄弟がいましたが、長男のカインは、弟アベルに嫉妬して、殺してしまいます。神様がせっかく人間を造られたのですが、その人間は間違いばかり犯しています。アダムとエバは神様との約束を守らないと言う罪を犯しました。そしてその次には言い訳をして責任転嫁すると言う罪を犯しました。そしてその二人に生まれた子供は、なんと人殺しをすると言う罪を犯すのです。しかも肉親の弟を殺してしまいます。

 イエス様が殺されたのも、ユダヤ人たちのねたみによって殺されましたが、このようなねたみや嫉妬と言うのはまともに見える人間たちに多くの罪を犯させてきました。その罪は、人間がこの地に生まれたばかりの時から起こっているのです。でも、神様によって作られた人間からは、たくさんの信仰者が生まれました。ノアやアブラハム、ダビデやイエス様など、立派な信仰を持った人たちがたくさんいました。これらの人達は、この人殺しのカインの子孫なのでしょうか。私はずっと、その様にカインの子孫があのアブラハムの系図につながる人々だと思っていましたが、今回初めて、そうではないことに気が付きました。

 アダムとエバは、弟アベルが殺された後、もう一人の子を産んだのです。それは25節にこう書いてあります。

創 4:25 再び、アダムは妻を知った。彼女は男の子を産み、セトと名付けた。カインがアベルを殺したので、神が彼に代わる子を授け(シャト)られたからである。

 今まで、このことに気づかずに創世記を読んでいました。すなわちアブラハムに通じる系図の信仰深い人々の流れは、このセトの子孫だったのです。決してカインの子孫ではありませんでした。カインの子孫は信長風に言えば、泣かぬなら殺してしまえ、のタイプだったのに対し、セトの子孫は、鳴くまで待とうホトトギスのタイプなのです。

 このアダムの二代目の、カインとアブラハムそして、セトの時代がどのようになっていくかと言う事が記されているのが今日の聖書の出来事となります。それは人類の文明と文化が生じる原初の話と言う事になるのです。

さて話は、エデンの園を追放されたアダムとエバが夫婦となって、子供を産むところから始まりす。1節から5節です。

創 4:1 さて、アダムは妻エバを知った。彼女は身ごもってカインを産み、「わたしは主によって男子を得た」と言った。

創 4:2 彼女はまたその弟アベルを産んだ。アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。

創 4:3 時を経て、カインは土の実りを主のもとに献げ物として持って来た。

創 4:4 アベルは羊の群れの中から肥えた初子を持って来た。主はアベルとその献げ物に目を留められたが、

創 4:5 カインとその献げ物には目を留められなかった。カインは激しく怒って顔を伏せた。

妻のエバは、最初にカインを生み、その後で、弟アベルを生みました。二人は成長し、カインは土を耕す者、アベルは羊を飼うものとなりました。ここまではみんな平和に過ごしていたのです。ところが、ある年月が経った頃、2人はその収穫を神様に捧げるようになったのです。カインは土の実りを捧げ物として持っていき、アベルは羊の群れの中から肥えた初子を持って来た、と書かれています。ところが、神様はアベルとその献げ物に目を留められたが、カインとその献げ物には目を留められなかった、と言います。それで、カインは激しく怒って顔を伏せるほどだったのです。どうして神様は二人の捧げものを公平に喜んで受け取ってくれなかったのでしょうか。ある人は、弟のアベルは群れの中から特によい羊の初子を選んで、捧げたが、カインはそのように良いものを選んで捧げようとしなかったからだと言う人もいます。又は、農作物はその年によって、出来不出来があるので、この年は出来の悪いものしかなかったのだと言う人もいます。でも神様は、人の心の中を顧みられる方ですから、モノではなく心なのだと思います。カインは神様が自分の捧げものに目を止められなかったことに、激しく怒りました。それは、神様のすることはひどい、間違っている、自分が怒るのは当たり前だと自己正当化しているからです。これが善悪を知る木の実を食べたものの陥る病なのです。自分だけが正しいと思ってしまい、神様さえも裁いてしまうのです。それどころかさらに最悪の事態を招いてしまいます。その様なカインに、神様は間違いを犯さないようにこう言いました。6節と7節です。

創 4:6 主はカインに言われた。「どうして怒るのか。どうして顔を伏せるのか。

創 4:7 もしお前が正しいのなら、顔を上げられるはずではないか。正しくないなら、罪は戸口で待ち伏せており、お前を求める。お前はそれを支配せねばならない。」

 この神様の言い方を見ていると、神様はカインが自分が不正をしていることを知っていながら、悪い捧げものを捧げたと言っているように思えます。お前が正しいのなら、顔をあげられるはずではないか、と言うのは、自分では正しいと思ってやっていても神様の前では恥ずかしくて正しいと言えないのだと思います。そして神様の言ったことは、正しくないことをするならば、それは罪の誘惑を受けることになり、それに打ち勝たないと罪を犯してしまうぞと言う事です。罪は罪を呼んでさらに、抜き差しならないことになるのです。カインはそのような状況になっていたのです。

そして事件は起こりました。8節から12節です。

創 4:8 カインが弟アベルに言葉をかけ、二人が野原に着いたとき、カインは弟アベルを襲って殺した。

創 4:9 主はカインに言われた。「お前の弟アベルは、どこにいるのか。」カインは答えた。「知りません。わたしは弟の番人でしょうか。」

創 4:10 主は言われた。「何ということをしたのか。お前の弟の血が土の中からわたしに向かって叫んでいる。

創 4:11 今、お前は呪われる者となった。お前が流した弟の血を、口を開けて飲み込んだ土よりもなお、呪われる。

創 4:12 土を耕しても、土はもはやお前のために作物を産み出すことはない。お前は地上をさまよい、さすらう者となる。」

 兄のカインは弟アベルを妬んで、2人で、野原に行ったときに弟アベルを襲って殺してしまいました。カインは、罪の誘惑に負けてしまったのです。お前はその誘惑を支配しなければならないと言った神様の言葉を、守る事は出来ませんでした。

神様はカインが弟を殺したことを知っていながら、カインに、「お前の弟アベルは、どこにいるのか。」と言いました。これはアダムとエバが禁断の実を食べてしまい、木陰に隠れていた時に、神様に「あなたはどこにいるのか」と問いかけられたのと同じです。自分に気づかせようとしているのです。ところがカインは、知りませんと答えました。それどころか、私は弟の番人でしょうか、と居直りました。神様はカインに対して、「何ということをしたのか。お前の弟の血が土の中からわたしに向かって叫んでいる。今、お前は呪われる者となった。お前が流した弟の血を、口を開けて飲み込んだ土よりもなお、呪われる。土を耕しても、土はもはやお前のために作物を産み出すことはない。お前は地上をさまよい、さすらう者となる。」と言ったのです。神様はカインを、お前は呪われるものとなると言ったのです。アダムが罪を犯したとき、アダムが呪われるとは言いませんでした。その地が呪われると言ったのです。ところが、カインの時には、お前は呪われるものとなったと言うのですから、その罪の大きさがわかります。そして、土を耕しても、土はもはやお前のために作物を産み出すことはない、と言いました。アダムの時は、土が呪われたので、苦労して、働かなければならないと言われたのですが、カインの時には、もう土は何も作物を生み出さないと言ったのです。もうこれでは死ぬしかないような気もします。そして神様は、お前は地上をさまよい、さすらう者となる、と言ったのです。すなわちカインには、この地上には居場所がなくなると言う事です。さてカインはどうするでしょうか。

カインは神様にこう訴えました。13節から16節です。

創 4:13 カインは主に言った。「わたしの罪は重すぎて負いきれません。

創 4:14 今日、あなたがわたしをこの土地から追放なさり、わたしが御顔から隠されて、地上をさまよい、さすらう者となってしまえば、わたしに出会う者はだれであれ、わたしを殺すでしょう。」

創 4:15 主はカインに言われた。「いや、それゆえカインを殺す者は、だれであれ七倍の復讐を受けるであろう。」主はカインに出会う者がだれも彼を撃つことのないように、カインにしるしを付けられた。

創 4:16 カインは主の前を去り、エデンの東、ノド(さすらい)の地に住んだ。

 カインは自分の犯した罪の大きさを初めて気が付きました。そして、神様に私の罪は重すぎて負いきれません、と訴えました。そして、神様のお守りが無くて、地上をさまようものとなったら、私は誰であれ出会うものにすぐ殺されるでしょうと訴えたのです。すると神様は、カインを殺す者には7倍の復讐を受けるだろうと言いました。そしてカインを襲うものがない様に、カインにしるしをつけられたと言うのです。それがどんな印かはわかりませんが、それを見れば2倍返しどころか、7倍返しが与えられると言う事が分かるようにしておいたと言うのです。そのしるしとは、きっとカインが神様のものであると言う事が分かるしるしだと思います。そのしるしを得て、カインは神様のもとを去り、エデンの東のノド(さすらい)と言う地にすんだのです。このノドと言う意味はさすらいと言う意味のほかに、不安と言う意味もあり、神様のもとを去ったカインがどのような不安にあったかを知る言葉でもあるのです。

それからカインは、家族を持つことになり、その家族がどんな生活をしていたかを語ります。17節から24節です。

創 4:17 カインは妻を知った。彼女は身ごもってエノクを産んだ。カインは町を建てていたが、その町を息子の名前にちなんでエノクと名付けた。

創 4:18 エノクにはイラドが生まれた。イラドはメフヤエルの父となり、メフヤエルはメトシャエルの父となり、メトシャエルはレメクの父となった。

創 4:19 レメクは二人の妻をめとった。一人はアダ、もう一人はツィラといった。

創 4:20 アダはヤバルを産んだ。ヤバルは、家畜を飼い天幕に住む者の先祖となった。

創 4:21 その弟はユバルといい、竪琴や笛を奏でる者すべての先祖となった。

創 4:22 ツィラもまた、トバル・カインを産んだ。彼は青銅や鉄でさまざまの道具を作る者となった。トバル・カインの妹はナアマといった。

創 4:23 さて、レメクは妻に言った。「アダとツィラよ、わが声を聞け。レメクの妻たちよ、わが言葉に耳を傾けよ。わたしは傷の報いに男を殺し/打ち傷の報いに若者を殺す。

創 4:24 カインのための復讐が七倍なら/レメクのためには七十七倍。」

 ここでカインは妻を持つようになるのですが、その名が何でどんな人かは一言も書かれていません。ただ、エノクと言う子供を産んだと言う事が書かれています。そして、その地でカインは町を建てていたと言うのです。これが都市が出来る始まりです。さすらう人々は居場所を求めて都市に集まってくるのですが、カインはその最初の人となったのです。そして、その町の名を息子の名前にちなんでエノクと名付けたと言います。そしてそれから続くその子孫の名前が書かれていますが、エノクの子はイラドで、イラドの子はメフヤエル、メフヤエルの子はメトシャエル、メトシャエルの子はレメクと言うように、5世代の名前が書かれています。この時代はとても寿命が長いので、カインはまだ家族と一緒に暮らしていたのだと思います。そして、この5世代目のレメクになって初めて二人の妻を持つようになるのです。一人はアダ、もう一人はツィラといって、アダの子はヤバルと言い、ヤバルは、家畜を飼い天幕に住む者の先祖となった、と言います。ここまででカインの子は7世代目となり、最初に羊を飼っていたアベルが殺されてから、やっとカインの子孫に家畜を飼うものの先祖が出来たのです。そしてその弟はユバルといい、竪琴や笛を奏でる者すべての先祖となったと言います。また二人目の妻ツィラもまた、トバル・カインを産んで、彼は青銅や鉄でさまざまの道具を作る者となった、と言います。竪琴や笛を奏でる者や、青銅や鉄でさまざまの道具を作るものと言うのは、都市の中で分業が進んでいくときにあらわれる職業ですから、このカインの作った町は、大きく文化と文明が栄えていったと言う事になるのです。

 このような都市は、バベルの塔を彷彿とさせるもので、だんだんと人間を傲慢にさせる傾向があるようです。この二人の妻を持ったレメクもそうでした。23節と24節です。

創 4:23 さて、レメクは妻に言った。「アダとツィラよ、わが声を聞け。レメクの妻たちよ、わが言葉に耳を傾けよ。わたしは傷の報いに男を殺し/打ち傷の報いに若者を殺す。

創 4:24 カインのための復讐が七倍なら/レメクのためには七十七倍。」

このレメクは二人の妻アダとツィラに語ってこう言ったのです。「妻たちよ、わが言葉に耳を傾けよ。わたしは傷の報いに男を殺し/打ち傷の報いに若者を殺す。カインのための復讐が七倍なら/レメクのためには七十七倍。」と言いました。このレメクの力は王様のように強大になり、そして傲慢になって、何でも自分の気に入らなければ、その何十倍もの復讐を与え、殺してしまうと言っているのです。これは信長の言った、泣かぬなら殺してしまえホトトギス風だと言う事です。それはカインのための復讐よりももっと強いものだと豪語しているのです。

一方、カインがノドの地に出て行った後、アダムとエバは二人きりになりどうしていたのでしょうか。実はあまり気が付かず読んでいたのですが、アダムとエバはそのあと残された地でもう一人の子供をもうけていたのです。25節と26節です。

創 4:25 再び、アダムは妻を知った。彼女は男の子を産み、セトと名付けた。カインがアベルを殺したので、神が彼に代わる子を授け(シャト)られたからである。

創 4:26 セトにも男の子が生まれた。彼はその子をエノシュと名付けた。主の御名を呼び始めたのは、この時代のことである。

 アダムとエバはもう一人の子供を得て、その名をセトと名付けました。神様はカインがアベルを殺したので、彼に代わる子を授けられたからだと言います。その授けると言う意味がセトと言う子供の名前になったようです。このセトにも子孫ができ、その男の子の名はエノシュと言いました。そしてここに実にあっさりととても大切なことが書かれているのです。それは、このエノシュが生まれた時代から、主の御名を呼び始めるようになる、と言う事なのです。すなわち神様を礼拝するようになるのです。このエノシュと言う名前の意味は、弱くはかない存在としての人間、と言う意味を持っているようです。アベルが殺されて、カインが去って行ったあとで、アダムとイブは人間の弱さはかなさを感じたのではないでしょうか。この弱くはかない存在であることを認識した人間たちが、神様を求めるようになり、神様を礼拝するようになるのです。そしてこの子孫に、ノアも、アブラハムも、ダビデも、イエス様も生まれるのです。アブラハムの系図はこのセトの子孫なのです。カインの子孫は、その力を誇って、気に入らない奴らはみな殺しだ、と言っているのに対し、セトの子孫は、自分たちが弱くはかない存在であることを認識して、神様を礼拝するようになるのです。私たちの信仰はこの系図のもとにあるのです。

 今日の聖書の個所では、アダムとエバにはカインとセトの系統の子孫があることが分かりました。この聖書の物語はセトの子孫についての物語です。この子孫には多くの信仰者が現れて、その聖霊を受け継ぎ、神様を礼拝し続けました。そしてその流れはイエスキリストの救いとなって、今の私たちの信仰となっています。この壮大な信仰の流れを覚えると、神様のご計画の大きさに改めて驚かされるものであります。

 

(一分間黙想)(お祈り)

天の父なる神様、私たちはセトの子孫の信仰を受け継いできました。カインの子孫は街を作り物質と力とを誇るものとなって、神を信じないものとなっていきました。一方セトの子孫は人間の弱さはかなさを知って神様を礼拝するものとなりました。私たちもまた、人間の弱さはかなさを思うものです。そして神様と共にあることがどんなにか大切なものであるかを思うものです。どうかこれからの私たちの歩みもまたあなたと共にありますように導いてください。

この祈りを、主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン

 


<<聖書の箇所(旧約聖書:◇創世記)>>

 

◆カインとアベル

創 4:1 さて、アダムは妻エバを知った。彼女は身ごもってカインを産み、「わたしは主によって男子を得た」と言った。

創 4:2 彼女はまたその弟アベルを産んだ。アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。

創 4:3 時を経て、カインは土の実りを主のもとに献げ物として持って来た。

創 4:4 アベルは羊の群れの中から肥えた初子を持って来た。主はアベルとその献げ物に目を留められたが、

創 4:5 カインとその献げ物には目を留められなかった。カインは激しく怒って顔を伏せた。

創 4:6 主はカインに言われた。「どうして怒るのか。どうして顔を伏せるのか。

創 4:7 もしお前が正しいのなら、顔を上げられるはずではないか。正しくないなら、罪は戸口で待ち伏せており、お前を求める。お前はそれを支配せねばならない。」

創 4:8 カインが弟アベルに言葉をかけ、二人が野原に着いたとき、カインは弟アベルを襲って殺した。

創 4:9 主はカインに言われた。「お前の弟アベルは、どこにいるのか。」カインは答えた。「知りません。わたしは弟の番人でしょうか。」

創 4:10 主は言われた。「何ということをしたのか。お前の弟の血が土の中からわたしに向かって叫んでいる。

創 4:11 今、お前は呪われる者となった。お前が流した弟の血を、口を開けて飲み込んだ土よりもなお、呪われる。

創 4:12 土を耕しても、土はもはやお前のために作物を産み出すことはない。お前は地上をさまよい、さすらう者となる。」

創 4:13 カインは主に言った。「わたしの罪は重すぎて負いきれません。

創 4:14 今日、あなたがわたしをこの土地から追放なさり、わたしが御顔から隠されて、地上をさまよい、さすらう者となってしまえば、わたしに出会う者はだれであれ、わたしを殺すでしょう。」

創 4:15 主はカインに言われた。「いや、それゆえカインを殺す者は、だれであれ七倍の復讐を受けるであろう。」主はカインに出会う者がだれも彼を撃つことのないように、カインにしるしを付けられた。

創 4:16 カインは主の前を去り、エデンの東、ノド(さすらい)の地に住んだ。

創 4:17 カインは妻を知った。彼女は身ごもってエノクを産んだ。カインは町を建てていたが、その町を息子の名前にちなんでエノクと名付けた。

創 4:18 エノクにはイラドが生まれた。イラドはメフヤエルの父となり、メフヤエルはメトシャエルの父となり、メトシャエルはレメクの父となった。

創 4:19 レメクは二人の妻をめとった。一人はアダ、もう一人はツィラといった。

創 4:20 アダはヤバルを産んだ。ヤバルは、家畜を飼い天幕に住む者の先祖となった。

創 4:21 その弟はユバルといい、竪琴や笛を奏でる者すべての先祖となった。

創 4:22 ツィラもまた、トバル・カインを産んだ。彼は青銅や鉄でさまざまの道具を作る者となった。トバル・カインの妹はナアマといった。

創 4:23 さて、レメクは妻に言った。「アダとツィラよ、わが声を聞け。レメクの妻たちよ、わが言葉に耳を傾けよ。わたしは傷の報いに男を殺し/打ち傷の報いに若者を殺す。

創 4:24 カインのための復讐が七倍なら/レメクのためには七十七倍。」

創 4:25 再び、アダムは妻を知った。彼女は男の子を産み、セトと名付けた。カインがアベルを殺したので、神が彼に代わる子を授け(シャト)られたからである。

創 4:26 セトにも男の子が生まれた。彼はその子をエノシュと名付けた。主の御名を呼び始めたのは、この時代のことである。