家庭礼拝 2019年6月12日 黙示録 14:1-20 14万4千人の歌
賛美歌357力に満ちたる聖書朗読 祈り 奨励説教 一分黙想 全員祈り 主の祈り 賛美歌358子羊をばほめたたえよ
起
前回の13章では、二匹の獣が出てきて、やりたい放題のことをしていました。これには神様の天使たちも歯が立たなくて、神様は冒瀆され、聖なるものたちも戦ったのですが、勝つことができませんでした。いったいどうなってしまうのだろうと思ったのが13章です。
ですが14章になると突然、子羊なるイエス様がシオンの山に立ち、地上からあがなわれた14万4千人の人達が、長老や4つの生き物たちとともに新しい歌を歌い始めるのです。そして、3人の天使たちは福音を携えて、邪悪な二匹の獣が倒れたと告げ知らせるのです。そして終末の審判の時がやってくることを伝えるのです。そこにはどうしてこのような大逆転が起ったのかの説明はありません。ただこれが神様の計画であり、すべてはこのように進むのだと言う事が宣言されているのです。ですから神様を信じる者たちには、このように最後は神様の計画が実現するのだから、そのような邪悪な者たちの支配に絶望することなく最後まで忍耐して待ち望みなさいと告げているのです。
そして、15章や16章になるとまた、神様が再び地上に災いをもたらすことが書かれています。それは地上の邪悪に対する戦いであり、裁きです。ですから、話の流れからすると13章の2匹の獣の暴虐に対して、15章16章で反撃に出て、裁きが与えられるという格好になっています。ですからこの14章は幕間の物語のようで、これから起こることの予告をしているような部分になるのかと思います。どうなるかわからないような話ではなく、最終的には神様がこのように勝利するのですよと、あらかじめ教えている個所の様な感じです。ですから読者はここで一休憩して、これから起こることをあまり恐れずに、受け入れていくことができるようにしているのかもしれません。
承
さて、聖書に戻りましょう。3章の二匹の獣の邪悪な行為を語り終えるとヨハネは、視点を変えて、子羊の方に目を向けます。1節と2節です。
黙
14:1 また、わたしが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っており、小羊と共に十四万四千人の者たちがいて、その額には小羊の名と、小羊の父の名とが記されていた。
黙
14:2 わたしは、大水のとどろくような音、また激しい雷のような音が天から響くのを聞いた。わたしが聞いたその音は、琴を弾く者たちが竪琴を弾いているようであった。
子羊なるイエス様が、シオンの山すなわちエルサレムの山に立っていました。当時の教えでは、メシアはシオンの山に立つことになっていましたから、これはイエス様がメシアとしてシオンの山に立ち、その勝利を表しているのです。そして、そこには14万4千人の者たちがいました。この数字はユダヤ人たちが良く使う12の倍数で、12×12×1000=144000なのです。すなわち12部族の完全数で、救われるべきものが救われたと言う事です。その額には子羊の名と子羊の父の名が記されていたとありますから、イエス様と神様の名前が書かれてあったのです。このことはこの名が記されたものはイエス様と神様のものであり、その救いと恵みと平安とが与えられるということになります。そしてそこには大きな迫力のある音が聞こえてきます。それは神様の権威をとどろかせる音です。その音は大水のとどろくような音であり、又激しい雷のような音であったと言います。その様な力を示すような音とともに、琴を弾く者たちが竪琴を弾いているような優しい慰めの音も聞こえてきたのです。これもまた神様の慈しみを表す音です。ダビデの竪琴がサウル王の不安をなだめたように、神様の声が竪琴のように、私たちの不安を慰め平安へと導くのです。
そして14万4千人の人達の新しい歌が聞こえてきたのです。3節から5節です。
黙
14:3 彼らは、玉座の前、また四つの生き物と長老たちの前で、新しい歌のたぐいをうたった。この歌は、地上から贖われた十四万四千人の者たちのほかは、覚えることができなかった。
黙
14:4 彼らは、女に触れて身を汚したことのない者である。彼らは童貞だからである。この者たちは、小羊の行くところへは、どこへでも従って行く。この者たちは、神と小羊に献げられる初穂として、人々の中から贖われた者たちで、
黙
14:5 その口には偽りがなく、とがめられるところのない者たちである。
この贖われた14万4千人の人達は新しい歌を歌いました。王座の前で、四つの生き物と長老たちの前で歌ったのです。この新しい歌とは、イエス・キリストを賛美する賛美歌であり、祈りだと思います。救い主の登場を喜び賛美したのです。この歌は14万4千人のほかは、覚えることが出来なかったと言いますが、この歌は信仰告白と同じような祈りですから、その信仰を持たないものには覚えることが出来なかったというよりも、告白することが出来なかったのです。14節と15節にはこの14万4千人の人達とはどのような人たちかが書かれています。その中で彼らは童貞であると言うことが書かれています。すなわち、救われるのは童貞の独身者だけなのでしょうか。イエス様は結婚することを否定はしていないし、ペトロは結婚もしていたから、ちょっと変な感じがします。確かに修道院などでは童貞の独身者であることを重んじているところもありますが、必ずしも聖書的と言う事ではありません。ある説によると、当時はこのような写本に欄外に注釈つける人が良くいたそうで、この場合もこの14万4千人とはどのような人かと言う事を自分なりの考えで、「彼らは、女に触れて身を汚したことのない者である。彼らは童貞だからである。この者たちは、小羊の行くところへは、どこへでも従って行く。この者たちは、神と小羊に献げられる初穂として、人々の中から贖われた者たちで、その口には偽りがなく、とがめられるところのない者たちである。」と注釈を書いたものが本文として写されたのではないかと言っている人たちもいます。その様に理解する方が受け止めやすいことは確かです。
転
さてヨハネの視点はまた変わります。ヨハネには新しい3人の天使が見えました。その3人の天使はそれぞれに、神の国の到来と裁きの時が近いことを告げ知らせます。その一人目の天使についてこう言っています。
黙 14:6 わたしはまた、別の天使が空高く飛ぶのを見た。この天使は、地上に住む人々、あらゆる国民、種族、言葉の違う民、民族に告げ知らせるために、永遠の福音を携えて来て、
黙 14:7 大声で言った。「神を畏れ、その栄光をたたえなさい。神の裁きの時が来たからである。天と地、海と水の源を創造した方を礼拝しなさい。」
一人目の天使は全ての人々に、永遠の福音を告げ知らせるためにやってきました。それは神の裁きの時がやってきたと言う事です。そして、神を恐れ、その栄光をたたえなさい。天と地、海と水の源を創造した方を礼拝しなさいと語ったのです。すなわち、裁きの時が来た、天地創造の神をたたえよと言う事です。
そして第二の天使についてはこういいました。8節です。
黙 14:8 また、別の第二の天使が続いて来て、こう言った。「倒れた。大バビロンが倒れた。怒りを招くみだらな行いのぶどう酒を、諸国の民に飲ませたこの都が。」
第二の天使が言ったことは、大バビロンが倒れた、と言う事です。この時代には、ローマ帝国のことを大バビロンと言う事が良くありました。昔の帝国大バビロンを、今の帝国ローマ帝国になぞらえているのです。このときローマ帝国はまだ強大な力をふるっていたのですが、そのローマが倒れた、倒れたと予言しているのです。この大バビロン、すなわちローマ帝国は、神様の怒りを招く、みだらな欲望を、諸国の民に蔓延させ、罪の中に堕落させたが、そのローマ帝国が滅亡したと予言しているのです。自分たちを苦しめてきたローマ帝国がついに滅亡する時がやってきたと語っているのです。絶対倒れそうもないこの強大なローマ帝国にも倒れる時が来るから、その時を待ち望めと言う事です。この葡萄酒とは、神様を忘れ、偶像を礼拝し、この世の欲望を求めることを表しているのです。当時はこのような人々でいっぱいでした。
そして第三の天使についてはこう語っています。9節から12節です。
黙 14:9 また、別の第三の天使も続いて来て、大声でこう言った。「だれでも、獣とその像を拝み、額や手にこの獣の刻印を受ける者があれば、
黙 14:10 その者自身も、神の怒りの杯に混ぜものなしに注がれた、神の怒りのぶどう酒を飲むことになり、また、聖なる天使たちと小羊の前で、火と硫黄で苦しめられることになる。
黙 14:11 その苦しみの煙は、世々限りなく立ち上り、獣とその像を拝む者たち、また、だれでも獣の名の刻印を受ける者は、昼も夜も安らぐことはない。」
黙 14:12 ここに、神の掟を守り、イエスに対する信仰を守り続ける聖なる者たちの忍耐が必要である。
この第三の天使は、額や手にこの獣の刻印を受けたものについて語っています。すなわち、ローマ帝国を崇拝し、ローマ帝国に従順であったものが、いかに神様の怒りを買って、その重い裁きを受けることになるか、又どんなに苦しむことになるかを語っているのです。今まで、この信徒たちがローマ帝国によって迫害にあってきましたが、今度は神を信じずローマ帝国に従順なものが、神様によって裁きを受けるようになると言う事を語っているのです。その者たちは昼も夜も安らぐことはないと言われています。だから、この様な事が必ず起きるのだから、今苦しんでいる、信仰を守り続ける者たちは、忍耐を持ってこの時を生き延びることが大切であると語っているのです。
そしてヨハネは天からの声を聴きました。13節です。
黙 14:13 また、わたしは天からこう告げる声を聞いた。「書き記せ。『今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである』と。」“霊”も言う。「然り。彼らは労苦を解かれて、安らぎを得る。その行いが報われるからである。」
三人の天使の言葉が終わると天からの言葉が聞こえてきました。それは、「書き記せ。『今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである』と。」と言う言葉でした。書き記せと言う事ですから、大切な言葉であり、みんなに知らせるべき言葉です。その言葉とは、『今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである』と言う言葉でした。これは殉教の勧めです。この当時は迫害がひどくなり、主から離れて、信仰を失う人も多かったのです。信仰者たちを裏切り、教会を内部から、崩壊させようとする人々もいたのです。それに対して、天の声は死んでも信仰を失うな、主に結ばれて死ぬ人は幸いである、説いたのです。主に結ばれて死ぬとは、死ぬ瞬間まで、イエスキリストを信じて、見つめることのできる人です。確かにその様に死ぬならば幸いだと思います。たとえ現代のように迫害のない時代でも、殉教の精神をもって、主に結ばれて死ぬことを覚悟したいと思います。信仰を持たないほとんどの人は、死ぬ瞬間をとても不安な気持ちで迎えるのだと思います。信仰を持っている者だけが、死後の世界を信じ、主と共にあることを信じて幸いな死を迎えることができるのだと思います。この天の声に対して、霊も応答しました。こういうのです。「然り。彼らは労苦を解かれて、安らぎを得る。その行いが報われるからである。」死ぬことは迫害の中にあっての労苦を解かれることであり、解放されることです。そして神様の慈しみの中に憩うことができ安らぎを与えられることです。神様からは信仰を失わずに最後まで、信仰を守り通したことに報いが与えられるのです。だから幸いだと言うのです。この言葉は迫害の死に直面していた人たちをどんなに勇気づけ、励ましたでしょうか。死ぬ覚悟を持って、信仰を貫き通したのだと思います。
この三人の天使の言葉が終わると、又イエス様が雲に乗ってやってきます。これは終末の時がやってきたと言う事です。聖書ではこの終末の時を刈り入れの時と言う言葉で表すことが良くあります。それは実りが与えられたから刈り入れをするというよりも、予定の時がやってきたという意味の方が強いと思います。14節から16節です。
黙 14:14 また、わたしが見ていると、見よ、白い雲が現れて、人の子のような方がその雲の上に座っており、頭には金の冠をかぶり、手には鋭い鎌を持っておられた。
黙 14:15 すると、別の天使が神殿から出て来て、雲の上に座っておられる方に向かって大声で叫んだ。「鎌を入れて、刈り取ってください。刈り入れの時が来ました。地上の穀物は実っています。」
黙 14:16 そこで、雲の上に座っておられる方が、地に鎌を投げると、地上では刈り入れが行われた。
イエス様は白い雲に乗って現れました。頭には金の冠、すなわち勝利の冠をかぶり、手には鋭い鎌を持っていたと言います。この鎌は刈り入れのための鎌です。すなわち終末の裁きの鎌なのです。すると別の天使が、神殿から出て来たのです。地上の神殿に天使が居て、地上の刈り入れの時を見計らっていたのです。そして雲の上のイエス様に向かって、「鎌を入れて、刈り取ってください。刈り入れの時が来ました。地上の穀物は実っています。」と大声で知らせたのです。ついにその時がやってきたのです。終末の裁きの時なのです。イエス様はその鎌を地に投げ入れ、地上では刈り入れが行われました。
すると今度は、別の天使が地上の神殿ではなく天にある神殿から出てきました。この天使もまた、手に鋭い鎌を持っていたのです。17節から20節です。
黙 14:17 また、別の天使が天にある神殿から出て来たが、この天使も手に鋭い鎌を持っていた。
黙 14:18 すると、祭壇のところから、火をつかさどる権威を持つ別の天使が出て来て、鋭い鎌を持つ天使に大声でこう言った。「その鋭い鎌を入れて、地上のぶどうの房を取り入れよ。ぶどうの実は既に熟している。」
黙 14:19 そこで、その天使は、地に鎌を投げ入れて地上のぶどうを取り入れ、これを神の怒りの大きな搾り桶に投げ入れた。
黙 14:20 搾り桶は、都の外で踏まれた。すると、血が搾り桶から流れ出て、馬のくつわに届くほどになり、千六百スタディオンにわたって広がった。
天の神殿から出て来た鋭い鎌を持つ天使に対して、もう一人の火をつかさどる権威を持つ別の天使が祭壇のところから出てきました。この天使の方が上位の天使のようで、最初に出て来た天使に指示をするのです。それは、「その鋭い鎌を入れて、地上のぶどうの房を取り入れよ。ぶどうの実は既に熟している。」と言ったのです。
ここには二つの刈り入れが同時に行われています。一つはイエス様の投げ入れた鎌で刈り入れられた穀物の収穫です。もう一つは天の天使が投げ入れた鎌で収穫された葡萄の実です。これらの違いはあるのでしょうか。葡萄の実の方は神の怒りの大きな絞り桶に投げ込まれ、絞り桶は都の外で踏まれたとありますから、神様の怒りを買った、神様に背く人々の収穫のようです。その審判では、絞り桶に入れられ、踏みつけられ、その血が絞り桶から流れ出て、大きな池のようになったことが記されています。しかもこの絞り桶は都の外に出されて踏みつけられるのですから、エルサレムの外に出されて、すなわち救いからは外されて、その血を流さなければならないと言う事です。するとイエス様が刈り入れた穀物とは、救われるべき人を刈り入れ神の国に持ってきたと言う事になります。このように終末の時の審判では、救われるべき人と、滅ぼされるべき人々の運命が下されるのです。救われるものとして刈り入れられるものは幸いです。
結
恐ろしい終末の審判の話が語られました。いかにこの世で力をふるって、滅ぼす者もない様に思われた、獣で表されたローマ帝国でも、その滅びの時がやってきます。そして最後の審判の時には救われるべき人と、滅ぼされるべき人々が分けられ、その運命をたどります。最後までその信仰を守り続け「主に結ばれて死ぬ人は幸いである」と告げられた人々は、最後の刈り入れの時にはイエス様に刈り集められ、神の国に憩うことになります。この世での生活がどのようであっても、最後にはこのような神様の審判を受けなければならないことを思い、最後まで主に結ばれて死ぬことができるようにと願うものです。
(一分間黙想)(お祈り)
天の父なる神様、今日最後の審判の時のありさまを示されました。そして、「主に結ばれて死ぬ人は幸いである」とのみ言葉を聞きました。これからどのようなことが起るかもしれませんが,どうか最後まであなたへの信頼と信仰とを持って歩み通すことができますように。そしてあなたの御元に憩うことができますように。あなたを信じて委ねて歩ませてください。
この祈りを、主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン
<<聖書の箇所(新約聖書:◇ヨハネの黙示録)>>
◆十四万四千人の歌
黙 14:1 また、わたしが見ていると、見よ、小羊がシオンの山に立っており、小羊と共に十四万四千人の者たちがいて、その額には小羊の名と、小羊の父の名とが記されていた。
黙 14:2 わたしは、大水のとどろくような音、また激しい雷のような音が天から響くのを聞いた。わたしが聞いたその音は、琴を弾く者たちが竪琴を弾いているようであった。
黙 14:3 彼らは、玉座の前、また四つの生き物と長老たちの前で、新しい歌のたぐいをうたった。この歌は、地上から贖われた十四万四千人の者たちのほかは、覚えることができなかった。
黙 14:4 彼らは、女に触れて身を汚したことのない者である。彼らは童貞だからである。この者たちは、小羊の行くところへは、どこへでも従って行く。この者たちは、神と小羊に献げられる初穂として、人々の中から贖われた者たちで、
黙 14:5 その口には偽りがなく、とがめられるところのない者たちである。
◆三人の天使の言葉
黙 14:6 わたしはまた、別の天使が空高く飛ぶのを見た。この天使は、地上に住む人々、あらゆる国民、種族、言葉の違う民、民族に告げ知らせるために、永遠の福音を携えて来て、
黙 14:7 大声で言った。「神を畏れ、その栄光をたたえなさい。神の裁きの時が来たからである。天と地、海と水の源を創造した方を礼拝しなさい。」
黙 14:8 また、別の第二の天使が続いて来て、こう言った。「倒れた。大バビロンが倒れた。怒りを招くみだらな行いのぶどう酒を、諸国の民に飲ませたこの都が。」
黙 14:9 また、別の第三の天使も続いて来て、大声でこう言った。「だれでも、獣とその像を拝み、額や手にこの獣の刻印を受ける者があれば、
黙 14:10 その者自身も、神の怒りの杯に混ぜものなしに注がれた、神の怒りのぶどう酒を飲むことになり、また、聖なる天使たちと小羊の前で、火と硫黄で苦しめられることになる。
黙 14:11 その苦しみの煙は、世々限りなく立ち上り、獣とその像を拝む者たち、また、だれでも獣の名の刻印を受ける者は、昼も夜も安らぐことはない。」
黙 14:12 ここに、神の掟を守り、イエスに対する信仰を守り続ける聖なる者たちの忍耐が必要である。
黙 14:13 また、わたしは天からこう告げる声を聞いた。「書き記せ。『今から後、主に結ばれて死ぬ人は幸いである』と。」“霊”も言う。「然り。彼らは労苦を解かれて、安らぎを得る。その行いが報われるからである。」
◆鎌が地に投げ入れられる
黙 14:14 また、わたしが見ていると、見よ、白い雲が現れて、人の子のような方がその雲の上に座っており、頭には金の冠をかぶり、手には鋭い鎌を持っておられた。
黙 14:15 すると、別の天使が神殿から出て来て、雲の上に座っておられる方に向かって大声で叫んだ。「鎌を入れて、刈り取ってください。刈り入れの時が来ました。地上の穀物は実っています。」
黙 14:16 そこで、雲の上に座っておられる方が、地に鎌を投げると、地上では刈り入れが行われた。
黙 14:17 また、別の天使が天にある神殿から出て来たが、この天使も手に鋭い鎌を持っていた。
黙 14:18 すると、祭壇のところから、火をつかさどる権威を持つ別の天使が出て来て、鋭い鎌を持つ天使に大声でこう言った。「その鋭い鎌を入れて、地上のぶどうの房を取り入れよ。ぶどうの実は既に熟している。」
黙 14:19 そこで、その天使は、地に鎌を投げ入れて地上のぶどうを取り入れ、これを神の怒りの大きな搾り桶に投げ入れた。
黙 14:20 搾り桶は、都の外で踏まれた。すると、血が搾り桶から流れ出て、馬のくつわに届くほどになり、千六百スタディオンにわたって広がった。